【ついにお邪魔しました】つばめやがツバメノートさんを訪問!
わたくし、「つばめや」という文具通販の会社に勤めているのですが、やはり「つばめ」という言葉には反応してしまいます。つばめグリルさん、ヤクルトスワローズ、今はなき名古屋のスワロウハンバーガーなどなど。
しかし、これほどグッときた「つばめ」には未だかつて遭遇していません。
そう、名門ツバメノートさん。
(これはテレビドラマ「ガリレオ」とのコラボ、帝都大学ノート!)
よく聞かれるんですよ。
というか、「文具のつばめや」ということで、このツバメノートさんと完全に混同されている方が非常に多いのです。
うちは小売店、ツバメノートさんはノートメーカーということで、「売る人」と「作る人」でまったく別の会社なのですが、確かにこれは仕方ないですね。
それで、いつかご挨拶に伺いたいとは思っていたのですが、人見知りな性格だものですから、いきなり不躾に「お邪魔したいのですが!」とは言いづらい。
そんなこんなでずっとチャンスを伺っていたのですが、ついにその時が来ました。
文具祭りに参加してくださった、市川市八幡にある、夜しか開いていないオモローな文具店「ぷんぷく堂」の櫻井さんが、「こんどノートを仕入れに行くのでごいっしょします?」と誘ってくださったんですね。
わぉ!文具祭りやっててよかった!
ということで、やっとご挨拶させていただけることになりましてね、先日行って参りました。
ツバメノートのスポークスマンは、渡邉精ニ専務。創業者渡邉初三郎さんのご子息でしょう間違いなく!(当たり前過ぎてお聞きしませんでしたが)
(渡邉専務と櫻井さん。櫻井さんにはホント感謝!)
実は事前に一度お電話いただいていたので何となくキャラクターは察知していたのですが、実際にお会いしたらそれはもう想像以上にフレンドリーな方で、何でもニコニコと教えてくださる。
(いろいろ書こうと思ったのですが、そのあたりのエピソードなどは文房具コンサルタントの土橋さんがずいぶん前に書かれているのを発見しましたので、ぜひそちらを参照ください。)
わかる!わかります。
ぷんぷく堂さんも、仕入れなんて送ってもらえば電話一本で済むところを、わざわざ会社に行って現物を手渡しでもらいたくなるその気持ち。
ついでに専務とちょっとおしゃべりしたくなる、そんな人となりなんですよね。
(おみやげにB4のノートをいただいちゃいました。デカい!)
下町の、古い会社です。
商品の根本的なところは創業以来ほとんど変わっていません。(ホームページもなかなかレトロな手作り品ですし、ソーシャルメディアなんて一切ないし!)
でも、「ノートを使う方が書きやすいように!」という一心で守り通してきた、完全な工業製品じゃないその手作りのブランドは、いつしか海外にも広まり、有名ブランドとのコラボをはじめ、最近では国内の新進気鋭のアーティストや大手企業との取り組みも盛んです。
マジでモテモテです。
何というのでしょうか、「本物」を見ると人は黙っていられない感覚っておわかりになりますでしょうか?
放っておけないんですよね。
こんないいもの使わずにいられるか!こんないいもの誰かに言わずにいられるか!的な。
それに加えて専務のオープンさですね。
普通お年を召すと頑固に頑固になっていくものですが、専務はますます柔らかくなっているようにお見受けしました。何でも興味津々!
それも、世界のトップランナーたちに刺激を受けながら商品を作り出してきたことによる部分は大きいであろうと。
今回も、初めてお会いしたわたくしごときがお持ちした企画(しかもデジタルとの融合的な!)を、「おもしろそうだねぇ、うまいことできるといいよねぇ。期待してます!まとまったらまた来てね。」とホント楽しそうに話を聞いてくださるんですね。
自分が同じ歳になったときに、こんな風になれるかな?なりたいなという、目標がひとつ増えた感じです。
というわけで、また何か進展がありましたら、ご報告申し上げますね。
あー楽しかった!