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【ジャズなのにコピーバンド!】東京のデューク・エリントン愛好家のみなさまにご挨拶。

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今まで、その参加にいたる経緯や学んだことなど、このブログでも書かせていただきました、現在所属しているジャズバンドですが、ついに5/25(土)初ライブの運びとなりました。

もう、とってもマニアックなお話ですので、ジャズをお聴きにならない方はここでページを閉じていただいて構いませんし、ジャズは好きでも新しめのものが好みの方は、アウトオブ眼中な話題かもしれません。

というか、そもそもジャズなのにアドリブなしですべてコピーというのが許せない!という方は、本当にスミマセン。これ以上読まれると体に悪いと思います。(^^ゞ

そうなんです。うちのバンドはジャズのビッグバンドでありながら、アドリブ一切なしの、デューク・エリントン・オーケストラのコピーバンドなのです。

まぁ、学生さんあたりが演奏するのに、アドリブができないからプロのソロ演奏をコピーするならまだしも、ジャズ演奏歴20年という大の大人が集まって、コピーというのはどうなんだ?

そう思われても仕方ありませんが、何といってもエリントンですのでね。もう演奏のひとつひとつがレジェンドになりつつある楽団なわけです。キラ星の如く揃ったスタープレイヤーたちが、見事なソロフレーズを披露していた!レコード上では永遠に残るものですが、ライブで聴ける機会というのはかなり減っているはずです。

だって、現在孫のポールが継承していると思われる本家のエリントンバンドでも、ソロに関しては基本的には各ソリストが勝手にアドリブをしていますからね。コンサートに出掛けても、往年の名フレーズが聴かれない曲もあるわけです。
確かに「ジャズミュージシャン」としてはジレンマでしょう。「昔のソロをそのまま吹くんじゃ、お前のアイデンティティは何なんだ?」と言われたら苦しいところです。

でもねぇ、、、お客さんからエリントン楽団が期待されているのは、あのコテコテの名演奏、名フレーズ、そして何といっても「エリントンっぽい雰囲気」なわけです。きっとね。

最近のミュージシャンは本当に上手いですから、きっとミストーンひとつないキレイな演奏をするのかもしれませんが、きっとお客さんはそれ聴いてても楽しくないんじゃないか。多少ルーズでも、あの頃の雰囲気を引きずった演奏を求めているのではないか?

だったらわれらがその「伝統芸能」を引き継ぎましょうか!いつやるか?今でしょ!という勢いで発足したのが当バンドであります。

ギトギトのエリントンワールドをリアルサウンドで楽しみたい方がいらっしゃいましたら、ぜひ足をお運びいただきたいと存じます。

なお、対バンとして大阪から「カウント・ベイシーのコピーバンド」が来てくれるというオチまでついています。(笑)

Duke_tokyo_0525

【日時】
2013年5月25日(土)18:15開場 19:00開演

【会場】
Tokyo TUC(千代田区岩本町2-16-5 TUCビル B1)

【アクセス】
徒歩:神田駅7分、秋葉原駅7分、岩本町駅3分、小伝馬町駅5分。

【入場料】
前売1500円 当日2000円(税込)

【プログラム】
18:15 開場
19:00~20:00 THE E・R・O JAZZ ORCHESTRA
(休憩 30分)
20:30~21:30 東京エリントン楽団

【メンバー】
■東京エリントン楽団
鎌田健一(tp)、鈴木大河(tp)、高木芳紀(tp)、瓜倉格(tp)
矢木宏実(tb)、徳岡克也(tb)、浅尾慧(tb)
山崎裕輔(as)、大川咲(as)、山口直文(ts)、小幡円(ts)、奥祥子(cl)、中南寛道(bs)
末岡寛雄(pf)、中林久志(b)、佐藤正也(ds)

【曲目】
Take The A Train
Satin Doll
Don't Get Aroud Much Any More
Rockin' in Rhythm
Things Ain't What They Used To Be
などなど

【お問い合わせ】
東京エリントン楽団フェイスブックページへ
告知ブログはこちら

Comment(4)

コメント

quamaken

こんな場に書かせていただくのもなんなんですが、エリントンバンドのソロのコピーについて25年間!?考えてきたことをちょっと書かせていただきたく。

1.そもそもアドリブじゃない?
曲にも依りますが、エリントンの音楽ではそもそもアドリブではないのではないか、と思われるソロが多数あります。違う録音でも、ソロの内容はほとんど同じということも多く、あまりにも全体のアレンジと一体化していて、エリントンが概略を書いているのか、あるいは何回も演奏しているうちに固まってきたのか分かりませんが、少なくともその場の思いつきで演奏している訳ではない場合も多いと思います。paul gonsalvesの有名なdeminiend…のソロもどうやらお決まりのパターンのようです。

2.アドリブの意味とは
アドリブというか即興演奏の意味は、そもそも概ね決められたコード進行の中で自由自在に、曲の雰囲気に合わせて即興演奏出来る耳と知識と技術がなければ、僕はあまり意味がないと思っています。また、少なくともリズムセクションも即興演奏で音楽を造る技量は必要です。先ずそれだけの技術を持っているアマチュアはほとんどいないし、十分即興演奏出来る人でも、中身をよく聴くとビバップやそれ以降のジャズの偉人のコピーフレーズを散りばめた演奏をしている場合がほとんどと思います。それではストーリー性が強力なエリントンの音楽にはミスマッチの場合が多いです。wynton marsalisも時代によって音楽のノリは変わっており、またその時代の音楽に適合するスタイルを身につけることが必要と言っており、逆に言うとビバップ的なスタイルでエリントンの音楽に合わせることはミスコーディネートになる場合が多いということになると思います。まして十分な技術がなくて、ためにする即興演奏は全体の音楽の質を低下させてしまう結果になることが多いと思います。

3.結論
なので僕が行き着いた結論は、エリントンの音楽にはまる演奏ならなんでも良いのですが、コピーもしくは周到に考えられたソロが望ましく、ブルース等の一部の曲でビバップ以降のフレーズを持ち込んでも差し支えのない雰囲気の曲では実力のある人は即興をしても良い、と思っています。nyのバリバリ現役のミュージシャンにも、自分たちでキチンと意味を見据えてコピーを選択するなら、それはそれで良い選択だと思うという意見を貰ってます。
(そう、結構悩んで聞いたり、意見を貰ったりしてきた上での考えてきて、でも未だに悩んでいたりするのです。)

HANAGE

コピーされるってそれでそれは名曲ってことでない?

>カマケンさん

熱いコメントありがとうございます!
そうなんですよねー。アマチュアバンドの中途半端なアドリブソロって、悲しくなってしまうことがすごく多い!(ブラバン出身者が多いせいか、アンサンブルはそこそこいけてるのにソロになるとフニャフニャの人、よくお見かけします。)
だったら、練り上げられたフレーズ、もしくはプロのすばらしいソロのコピーをしっかり演奏したほうが、「いい演奏」になるし、お客さんも楽しんでいただけると思います!

というわけで、わたくしは割り当てられたソロをしっかりがんばります。m(_ _)m

>HANAGEさん

コメント有難うございます。
おっしゃる通りです。愛される名曲だからこそコピーされるんですもんね。
当バンドもジャズの偉人たちのすばらしいフレーズを伝え続けます!

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