【ネーミングにだまされるな】つけ麺を焼きそばにするとめっちゃ美味い件
少し前からハマっている食べ物がありまして、これがまためっちゃ美味くてですね。これなんですが。
はい。スーパーに売ってる、「つけ麺専用中華麺」であります。あの大勝軒のオヤジさんこと、山岸一雄さん監修とあります。極太麺4玉入りで、うちの近くのスーパーSAEKI食品館では238円で売っておりました。
でもって、これをそのままつけ麺として、「あー、やっぱ大勝軒の味はたまらんなぁ。」と言いながら食べるのではありませんで、焼きそばとして食べるのであります。
そもそもは、以前見たテレビで、どこかのご当地B級グルメの紹介で太麺の焼きそばをやってたんですね。それを覚えてて、「うー、太麺焼きそば食べたい!」とスーパーに行ってみたところ、そんなもん売ってないわけです。
あるのは、普通のゆで焼きそば麺(そのまま焼けるやつ)数種類と、ブームに乗っかった「富士宮やきそばセット」みたいなのくらい。
「コレジャナイ!」
太い麺がないのに一瞬目眩をおぼえたわたくしですが、となりのコーナーにこの「極太麺」の文字を見つけたわけですね。しかし「つけ麺専用」とある。
でも、元はといえば同じ「中華そば」系の麺であります。きっと大丈夫と確信して、それを買って帰ったのです。
で、やってみたら激ウマですやんか!
もちろん、茹でて食べる麺ですので、そのまま焼いては悲惨な事になってしまいますが、別に難しいことはありません。普通に4~5分茹でて、ざるに上げて、それを完全にお湯を切らないままフライパンに投入するだけで良いのです。(ちなみにうちはホットプレートで作ります)
あとは、普通にソース焼きそばを作る手順で結構です。
ひとつ、ワンランク美味しくするポイントとしては、仕上げ近くに天かすを投入することですね。悲しいかな、アブラとサトウというのは人間の味覚にとって鉄板の調味料です。確かにひと味違うものになるんですよねー。(お好み焼きやたこ焼きにも天かす入れると全然ちゃいますよね。)
もちろん、富士宮やきそばのように、魚粉を少しふりかけてもグッドです。
売る側としては、「●●専用」とか「●●専門」というのは、非常にアピールしやすいネーミングなんですよね。単純ですが、「●●」を探している人にはグサっと刺さるフレーズです。
今回の麺も、山岸さんの笑顔とともに、「つけ麺専用」なんて書いてあるもんですから、「専用かぁ。これはさぞ旨いつけ麺なんだろうな。」とはすぐに思いがちですが、逆に「焼きそば」としてはまず見られることなく、スルーされてしまう可能性が高いわけです。
でも、案外こういうのって「ネーミングの妙」だけだったりするわけで、何をもって「専用」としているかなんて、特に理由はなかったりするものです。要は売る側の都合だけみたいな。
そう考えると、他にもこういうものってたくさんあるんでしょうね。
・・・って言いつつすぐに思いつかないんですが、何かありますでしょうか?(笑)
そうそう、焼きそばといえば、先日また気になるキーワードをテレビで聞いてしまったのです。その名も「両面焼きそば」。
要は、焼きそばの部分を、両面ちゃんと「焼く」ことにより、麺がカリカリの部分と、もちもちの部分を混在させるというテクニックらしいのですね。梅蘭の焼きそばまでいくと、もう通常の焼きそばの世界とは違うものですが、見た目は普通の焼きそばで、おもしろい食感が味わえるのは魅力です。
ちょっとまた研究してみたいと思います。m(_ _)m