(笑)と wと (^_^) とわたし。
ここ数年、ブログやソーシャルメディアなどで文章を書くことが多くなりましたね。
でもって同時に、小説家の先生でもない限り、行間をも読ませるような素晴らしい文章を書くのは難しいよなぁと実感する毎日でもあります。
そこで便利なのが、(笑)みたいな記号的なもの。
簡単に自分の感情を補足できるので、どうしても多用してしまいます。
特にTwitterみたいに字数の制限があると、非常にありがたいですよね。
でも、実は使うたびに、昔メルマガの師匠と思っている方から言われた言葉を思い出します。
「(笑)とかは、安易に使わないほうがいいよ。間だけで笑わせることが出来ないと、本当の文章力とは言えないんだ。」
確かにねぇ。
ショックを受けたわたくしは、それから数年間、メルマガでは決して(笑)を使いませんでした。
ただ、ブログ→ツイッター→フェイスブックと、ソーシャルな時代になってきて、ひとつひとつの投稿を、それほど考えていられなくなりました。スピードも違うし、文字量も違う。
それで、もう今では(笑)も wも (^_^) も使い放題ですが、自分では何となくルールを決めています。
(笑)は、「ガハハ」くらいの笑いレベル。
wは、「クスクス」くらい。
(^_^) のような絵文字類は、「ウフフ」というニュアンスを込めようとしています。
自分のルールなので、先方に伝わっているかどうかはわかりませんがw。
もちろん相手にもよります。
(^_^) などは女性向けが多いですね。男性向けにも使う場合は、わざとかな。
ただ、記号なしでおかしさを演出できたら、それが一番ですから、「ここは使わなくてもいけるだろう!」という場面では、そのまま書いちゃいます。難しいですよね。
例えば、「~勘弁してください。」という文章の場合、
~勘弁してください。
~勘弁してくださいw。
~勘弁してください。(笑)
~勘弁してください。 (^_^)
うーん、伝わり方違いますよねー。
当然、前後の文脈によりますが、文章があまり得意ではない人だと、
「~勘弁してください。」
と楽しく言っているのにも関わらず、怒ってるのかと感じるときって、ありますよね。
そういう方は、逆にどんどん使ったほうがいいと思うんです。
あ、話は脱線しますが、通常のビジネスメールでも、文章の書き方で損している人は多いですね。無機質で、冷たい感じの文体の方、結構います。会うとすごくいい人だったりするんですけども。
でもあれは非常にもったいないです。何なんでしょうね、あの醸し出される雰囲気は。(笑)
わたくしなんかはやろうと思っても出来ないから、ある意味その人の才能ではあるんだけど、やっぱりイヤですよね。
このあたりは、パーソナルブランディングにおいても、「キャラ」の確立に関する重要な要素。自分ではわからずに、気付いていないだけかもしれませんので、まわりの人に聞いてみるなどして、一度確認されてもいいかもしれません。