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小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

台湾製の名刺がすごい件。

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「わたくしの名刺は台湾製です。」

なんて言ったらどんなイメージを持たれるでしょうか?
ちょっと粗悪な、どことなくいい加減なイメージだとしたら、大間違い。

確かに、少し昔は、台湾製の商品のパッケージ印刷が、かなりヘンテコリンなものも多かったので、そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。漢字の変換がうまくいかず、文字化けしててもそのまま印刷してあったり。(笑)

しかし、今は全然違います。
国内メーカーも舌を巻く、いやそれ以上の出来と言ってもいいかもしれません。
今回サンプルを作ってみたのですが、クオリティに関しては言うことなしでした。

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基本ラミネートコーティング(要はトランプみたいな高級質感に仕上がります。汚れや水に強くなる。)で、さらに水滴の部分にエンボス(特殊な溶剤を印刷する、少し盛り上がった光沢の加工。)を施しています。

結果的には、水滴の部分がものすごい立体的に見えるようにはなりませんでしたが、そのあたりは勉強することが出来ましたので、今後改良もできると思います。

そう、名刺交換するときに、「あ、濡れててスミマセン!」ってやりたかったんですw。

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裏も、一部エンボスを施しました。「↑名刺のネタのみ500記事以上!」という部分が、実は盛り上がって光っています。こんな小さな部分まで対応できるんですね。技術力の高さを物語っています。

以前は、国内の印刷業者さんでこんな加工をすれば、下手すると何万円というレベルだったのですが、この台湾のラインですと、200枚で数千円で出来てしまいます。(細かな価格は検討中)納期も、入稿から一週間ほどで納品できます。

しかも、
・角を丸くするのも(何箇所丸くするのも自由)
・お好みの小さいサイズにカットするのも
無料サービス。

やはり仕事をする上で、いい名刺を持って相手に挨拶できれば、それだけで社員さんのモチベーションは上がりますし、会社としての信頼性もアップします。そう思えば名刺代なんて、経費節減すべきものではないと思うのです。

確かに数万人規模の大企業ともなると、その節減効果もバカにはできませんが、逆に中小零細企業は、大手がコストカットしているうちに、こういう効き目のある部分にチョコチョコっと投資して(といっても大した額じゃないですけど)、自らのブランド化を進めてみるというのも手じゃないかなーと思うのです。

この台湾の名刺、3月中にデビューさせようと思います。
ご興味のある方は、名刺のブログをチェックしていただければと存じます。
手前味噌でスミマセン。m(_ _)m

※そうそう、ひとつだけ注意点があります。国内の標準名刺サイズは、91mm×55mmなのですが、台湾では90mm×54mmと、ちょっとだけ小さいのです。(ほとんどの方は気付きませんが)元々の紙の取り都合なのだそうですが、おもしろいですね。

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