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関西に進出するときの心得。

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明日、大阪の異業種交流会さんに名刺活用のセミナー講師としてお呼ばれしています。
実は大阪での講演は初めてで、文化圏が違うのでどんなかなーと思っておりましたところ、お友達の関西人の方々にありがたいアドバイスをいただきましたので、シェアしたいと思います。

合計3つ。
初めて関西へ行って仕事するときの心得だそうです。

1、むやみに笑いを取ろうと思わない。ウケを狙わない。

関西の方はDNAレベルでお笑いのプロです。勝てるわけがない。無理矢理やってはずしたらそれはもう取り返しのつかないことになります。
最近は東京のお笑い芸能事務所も大きくなり、標準語の芸人さんも増えてきましたが、やはり文化が違いますね。わたくしも勝てる気がしません。胸を借りる気で参ります。

2、下手な関西弁をしゃべらない。

関西の方というと、フレンドリーなイメージもありますので、お近づきのしるしにちょっと関西弁でしゃべりかけたくもなりますが、あれは実際かなりウザがられるようです。
わたくしは名古屋生まれで、テレビは結構関西のものが流れていたんですね。土曜日の昼下がりは吉本新喜劇と松竹新喜劇が続けて放映されていましたので、ずーっと見てました。その後、関西弁に近い金沢の大学に行ったせいもあり、関西弁のマネはわりとできるのですが、今回は封印ですねw。

3、大阪城を落とすが如く。

やはり関西大文化圏、プライドがありますので最初は「なんやねん、東京もんが来よって。」的な感情を持たれるのは仕方ないことです。でも、逆に一度仲良くなってしまえば、「アイツ、ええヤツやで。」「あの人、結構おもろいで。」と強力な口コミにより、一気に仲間にしてもらえると。
なるほど。最初はお堀をちょっと埋めさせていただくつもりで、ガンガン大砲を撃ってはいけないということですね。冬の陣があって、夏の陣がある。一度でバシっと決めようと思わず、まずは腹を割って、自分をさらけ出せということでしょうか。
(「落とす」というのは語弊がありますね。申し訳ありません。言葉のアヤということでご理解下さい。)

以上、関西の方、合ってますでしょうか?
もちろんこれが全てではないと思いますし、いろいろコメントいただけると嬉しいです。m(_ _)m

(2/28追記)
コメントおよび、更なる追加情報をいただきましたので、追記させていただこうと思います。

4、投げかける。

人って、頼られると嬉しいものです。特に関西の方は人懐っこいので、ちょっと相談すると予想以上に熱心に教えてくれたりします。「振られたら返さなあかん。」というDNAなのかもしれませんね。
ということで、まずは何かお聞きしてみる、相談してみるというのも関西の方と仲良くなる秘訣なのかもしれません。

5、愛されるための呼称。

関西の芸人さんがよく入社の順番で上の人を「兄さん」「姉さん」と言っているのを聞いたことがあると思います。あれは一般の方もそうなのだそうで、年上か年下かわからない場合は、「お兄さん」「お姉さん」で間違いないのだそうです。逆に明らかに下の場合は「兄ちゃん」「姉ちゃん」と親しみを込めて。
また、明らかに目上の方に対しては。「先輩」と呼ぶのがかわいがってもらえるコツらしいですよー。

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