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小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

就活は、変人枠を狙え!

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オルタナトークのお題が「就活中の皆様へ」ということですので、ひとつ乗っからせていただきます。

わたくしは、大学卒業後、中堅の商社へ入社しました。バブルが弾けた直後の就職活動でしたので、それなりに厳しくもありましたが、確か5月か6月には内定をいただけたので、運が良かったとは思っています。

しかし、後になって考えると、いろいろと「あの時ああすれば良かったかも。憧れのあの会社に入れたかも!」と後悔することもあります。

それは、入社後のこと。あることに気が付きました。
同期の中に、「何でこいつ採用されたの?」というキャラが数人いたのです。

頭が悪そうとか、そういうことではなくて、ちょっと変な、特異な雰囲気を持った子たち。明らかに集団の中で浮いているんですね。

そのとき悟ったのです。

「もしかして、企業の採用って、『変人枠』があるんじゃね?」

その後、何年も新入社員をチェックしていましたが、やはり毎年いるんですね変なのが。考えてみると、先輩の中にも強烈な個性をプンプンしている人が確かにいる。

アクが強いので、その人たちは名物社員となるか(中にはすごい実績を上げる人も)、わりと早期に退職するかに分かれるのですが、集団の中にはこういうメンバーが必要なんだなーということもちょっとずつわかってきました。

人事の人に聞いたわけではありませんので、勝手に言っているだけではありますが、そこそこの規模以上の採用がある会社だったら、「変人枠」は(意図しなくても)結果的に存在することになるのではないかというのが、わたくしの結論です。

今勤めているつばめやのような小さな小さな会社だと、採用枠は常にひとり(複数採用することってほとんどありません)ですので、とにかくハズせないわけで、一か八か変人を雇っている余裕はないのですが、大きな会社ならね。

ということで、就活中の方(特に新卒の学生さん)にひと言申し上げたいのは、コンパクトにまとまった優等生も結構ですが、むしろ本当に入りたい、でもレベルが高そう~と思っている会社があったら、いっそのことこの「変人枠」を狙ってみたらいかが?ということ。ダメ元です。

もちろん無理矢理作ったキャラはすぐにバレますけども、自分の個性を隠すことはありません。変にかしこまるのではなく、普段の自分を全面に押し出して面接に臨めば、もしかして「お、変なヤツ見つけた。変人枠候補にしておこう。」と、取り立ててくれるかもしれません。

というのが、昔の就職活動をちょっとだけ後悔しているおじさんの思っていることなのですが、果たして自分が変人枠を狙ったとしたら、きっとそうでもなくてスルーされる程度だったんだろうなーとも思い、ちょっとセンチになったりするわけです。m(_ _)m

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