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小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

現場&実業主義。

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先日、ある同世代の会で飲んでいた時に出た話なんですが、いつも思っていることだったのでちょっと嬉しくなってしまいました。

それは、
「ソーシャルメディアでブランディングしよう!ソーシャルメディアをビジネスに活用しよう!という人、セミナーなんかやってる人は多いけれど、実際に自分のベタな商売で取り組んでいる人じゃないと、話を聞く意味ないよね。」
ということ。

語弊を恐れずに書きますが(一部のコンサルタントさんにとって失礼な表現でしたら御免なさい。)、つまり、ソーシャルメディアの活用とか、パーソナルブランディングそのものを教えている人って、実業でそれを活用したことがあるのかというと、そうじゃない人が案外多いんじゃないか?ということです。言い方は悪いですが、虚業に近いイメージを持ってしまうのです。

だって、メルマガ~ブログ~ツイッター~フェイスブックと、新しいメディアが出てくると、必ずそのメディアの活用コンサルタント的な方が出てくるわけですが、例えばツイッターの黎明期に「ツイッターで集客する方法、教えて欲しい人いますか?」と集客するのは簡単なワケです。

みんなとりあえずそっちの方を向いていますからね。手を挙げさせやすい。
言っちゃえばちょっとズルい。(笑)

それで話を聞いてみると、その人がそのタイミングでやったからこそ出来た集客方法でしかなかったりして(それはそれで一番にやったのですから一定の評価はすべきですが)、大多数の人にとっては再現性のないものであることが多い。

これでは困ってしまうのです。

やはり、自分で試行錯誤しながら、現場でコツコツ積み上げた人のノウハウこそが本当に欲しい情報であり、一見、異業種では使えないのでは?と思いつつも、ヒントにあふれていて最終的に自分のためになるんじゃないかと。

そういうお話をしていましてね。
「自分の商売の現場で実際にソーシャルメディアを使ってブランディングや販促を実現している、もしくはそうしたいと思っているメンバーで勉強会とかやりたいよね。」
という流れになりつつあります。

あくまで現場&実業主義なんです。
会の発足が、非常に楽しみ!であります。

そう考えると、少し前に読んだこの本は、人によっては「具体的でない」などの評価もあるようですが、わたくし的にはすごく「わかる~」な本だったんですね。
多分「つまらん」という人は、ベタな現場の人じゃないんだと思います。わたくしなんかは、読んでてだんだんワクワクしてきましたから。(ゲイリー氏はアメリカのワイン屋さんです)

~Twitter、Ustream.TV、Facebookなど、ソーシャルメディアで世界一成功した男~ゲイリーの稼ぎ方(ソーシャルメディア時代の生き方・考え方)
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あ、ちなみにわたくしのこの本も、完全現場主義です。テヘへ。

従業員7人の「つばめや」が成功した たった1年で5000万円売上げを伸ばす仕組み
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