綿密な戦略に基づいた計画的Facebookマーケティングのススメ
<ファン数が1万人を超える国内Facebookページ件数推移>
日本国内でも企業のFacebookマーケティング活動が活発化してきていますね。
ネットマーケティング社の調査によると、6月末時点でファン数(「いいね!」数)が1万人を超えている国内のFacebookページは『99件』。
この1ヶ月で20件増加しているそうです。(20件のうち、7割が企業アカウントのFacebookページ)
また99件のうち、5万人以上が11件、10万人以上が12件となっています。
海外ではすでにファン数が数千万人いる企業もあるので、それに比べるとまだまだではありますが国内でも着実に増えてきていますね。
ただし、もともとの企業の知名度でファン数が増えているところが中にはあるので、そのあたりは今後どのような情報を発信していくか、またどのようなインタラクション(ユーザーとのコミュニケーション)を取っていくかが非常に重要になってきます。
手段が目的化しやすい分野ではあるので、「とにかくファン数を増やす」ということだけに固執せず、もう少し全体戦略を鑑みながらFacebookマーケティング活動を進める必要がありますね。(もちろんリーチの観点から言うとファン数は大事ですが)
また同じ企業が複数のFacebookページを開設しているところもありますが、このあたりも考えどころ。
ブランドごとに分けたほうがいいのか、それともある程度集約して効率的にコミュニケーションを取っていったほうがいいのかなどは事前に吟味しておく必要があります。
今後さらに活発化が予想されるFacebookを活用したマーケティング活用ですが、戦略をしっかりと持っている企業とそうでない企業の差が大きくでてくるでしょう。
当たり前と言えば当たり前ですが、「まずは開設しよう!」ではなく「なんのために開設するのか」を事前に十分議論した上で開設すべきと言えます。
一度開設したら後戻りはできないソーシャルメディアマーケティングですから、片手間や兼任ではなくしっかりと専門の部隊と専任の担当者を立て、綿密な計画に基づいた活動をオススメします。