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ソーシャルメディア × インタラクティブプロモーションの可能性と価値を紐解いていきます

過去の手痛い失敗を乗り越えNTTドコモがFacebookに公式ページを開設

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最近Facebookに公式ページを開設する企業が急激に増えてきましたね~


4~5年ほど前のSecond Lifeの盛り上がりを彷彿とさせますが、今回はどうやら違いそうです。

企業が本格的に消費者と直接向きあってコミュニケーションを取ることが

当たり前の時代がいよいよやってきたと言えるでしょう。


ただこれは企業にとってもかなり覚悟のいる動きとも言えます。

少し前にNTTドコモがFacebook上で公式ページを開設しましたが

実はドコモはソーシャルネットワークの参入では一度大きな

失敗を犯しています。(ご存知の方も多いと思いますが・・)


これももう5年ほど前になるかと思いますが

NTTドコモがmixiに公式コミュニティを開設したときの話です。

コミュニケーションを取ることが大前提のmixiコミュニティで

NTTドコモが何をしたかというと、ユーザーとのコミュニケーションを

拒絶
してしまったんですね。


これはもう大変なことです。

もちろん大企業なので様々な制約があることも分かるのですが

ドコモのルールに則っていない発言などに対しては一切答えないと

いうことが続きました。


結果、コミュニティは大炎上し、開設からたった10日間で

コミュニティの閉鎖に至ってしまいました。


↓こちらドコモmixiコミュニティ炎上のまとめ

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このような手痛い思いをしながらも再度ソーシャルネットワークに

参入せざるを得なくなった背景にはやはりソーシャルメディアの

普及があります。


もうこの流れには大企業も逆らえないということですね。

だからこそガイドラインやポリシーの設定など、

従業員のソーシャルメディアに対するリテラシーを

平準化する必要もありますが、個人的には企業と消費者が

対話をすることには賛成なので、今後も様々な企業が

Facebookを始めとしたソーシャルネットワークに

参入していくことを期待しています

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