やる得まる得?? ソフトウェア新販売方式
11月10日、次のようなリリースがでました。
『システムソフト・アルファー株式会社(本社:東京・渋谷、代表取締役社長:高橋征克)は、ゲームソフトのダウンロード販売としては、業界初の画期的な販売方式「やる得&まる得ダウンロード販売」(ヤルトク・マルトク・ダウンロードハンバイ)を本日より開始した。
やる得&まる得ダウンロード販売」とは、最初に安価な8日間プレイ可能版を購入し、その期間内に差額購入版を購入すると、一括購入版と同額で購入できることになる販売方式である。いきなり一括購入版を買うのは勇気がいるという人は、まずは8日間プレイ可能版で「お試し」的にプレイしていただき、納得いただけたら差額購入版を購入していただくことで、合計金額は一括購入版と同じになる。「やるとお得、買うとまるごとお得」ということで「やる得&まる得」と名付けた。なお、製品の価格によっては、さらに安価な4日間プレイ可能版も用意している。
「大戦略VII」
一括購入価格 \4,725
8日間プレイ可能版 \1,050 差額購入版 \3,675
4日間プレイ可能版 \525 差額購入版 \4,200 』
ソフトウェアの流通が、じわじわと変わり始めたのでしょうか?よりユーザーが手にし易い販売方式をめぐって、ソフトウェアメーカーはいま四苦八苦し検討し始めているようです。以前私のブログでふれたように、「商品過多」状況下で売上拡大、利益確保を確実にするのは、ソフトウェアメーカーにとってもはや最重要課題といってもよいかもしれません。なにせ、リアルな流通ではとんでもなく大きな流通マージンが発生する市場ですから。2.0的の中で「ソフトウェアはネットでのサービスに変わる」という予言が、粛々と進行し始めたのかもしれない?