EIffice2007 人気でサーバがダウン!
昨夜、約4時間30分にわたり「EIOffice2007」の公式サイトがダウンしたようです。11月17日金曜日の製品版発売に先駆けて、「お試し版」の無料ダウンロードを開始していた最中だったのです。とんでもなく人気あるのでしょうか?真相はわかりませんが、どうやらダウンロードのトラフィックが原因らしいです。
1年前に、とあるビジネス・ホテルチェーンがブロードバンドを導入する際に、ビジネスで宿泊する顧客に何か喜ばれるサービスができないかとの相談を受けた時があったんです。その際に、出張で宿泊するビジネス客にパソコンを持ってこなくてもドキュメントをホテル内で作成し出張先の会議ですぐ提出できるようになればと喜ばれますよ、と提案したのを覚えています。ホテル側からは、「えっ!MSOfficeをサーバで動かすのですか?費用が問題ですねぇ」との反応が返ってきたんです。そうですよね、ブローバンドが使える部屋を200室用意すれば、・・・・・うぅ、確かにライセンス費用はとんでもないですね。回収は不可能に近い。というので、MSOffice互換製品を探し始めたのです。3種類ほどあり試してみたのですが、特にPowerPointの互換性、グラフィックなどを貼り付けたときの互換性が今ひとつでしたね。たしかにライセンス費用の点ではそうとうなメリットはあったのですが、機能や互換性でいまいちでした。
それから1年たち、「EIOffice」の最新版を試してみると、十分な互換性があることを知り、これならいけると思ったんです。一つのウィンドウのなかでExcel、Word、PowerPointのそれぞれリンクした部分やコピペした部分が同時に閲覧でき、いやべんりべんり。ぼくのようにしょっちゅう提案書やIR資料を作成する人間にとっては、便利な機能がたくさんあります。単なる互換性の域を超えた製品だと思いました。価格も非常にリーズナブルだし、MSOfficeが高いなぁと思っているユーザーや高度な使い方をされたい方には、非常によくできた製品です。
加えて、化学式や数式などを頻繁に使う方にはいろいろなパーツがグラフィックとして連携したりして、学校の教材にはもってこいかもしれません。かつて、オブジェクト指向の研究で著名な北海道大学の田中先生が開発された「intelligent Pad」を彷彿とさせるもところまであります。ということは、この先非常におもしろい進化を遂げるんではと期待させられます。