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ITとビジネスのおいしいところを考察 ~ ときどき開発業務改善ネタ

プロジェクト管理ツールについて寄稿しました。

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いわゆる Issue Tracking System (ITS) というものを使ったプロジェクト管理についてツールの視点と開発フローの視点で、その変遷を 2000 年前後から見て行く記事を技術評論社 Web+DB vol.83 に寄稿しました。

また、Gihyo.jp にて先行で読んでいただけます。

JIRAで進化するプロジェクト管理―ITSの特徴と変遷から見えてきたもの

タイトルにもあるように、お題として JIRA について書いていますが、JIRA に関係なく、俯瞰した内容も書いたつもりです。Excel でのプロジェクト管理や、ITS でのプロジェクト管理で壁を感じている方あたりに読んでいただければ、何かお役に立てるかなと思って書きました。

2000年前後と言えば、BTS の ClearDDTS, ITS の ClearQuest が日本に上陸し、多くの先進的なプロジェクトで使われ始めました。それは、すぐに、ITS + SCM (Software Configuration Management) による UCM (Unified Change Management) として活用されるようになりました。繰り返しますが、これは2000年前後のできごとです。

それから、2005年前後に、StarTeam や Team Foundation Server (TFS) がでてきて、統合リポジトリのソリューションが登場しました。

その後に、OSS の ITS がでてくるわけですが、2010 年前後に、それらが花開き、また、TFS が価格変更や MSDN サブスクリプションでの利用の緩和を行い、お財布面でも、プラクティスの面でも、活用しやすくなりました。

そうそう、Atlassian JIRA は 2002 年にリリースされたわけです。

そんないろいろを思いながらも誌面の都合もありつつ、無難な、読み易いサイズにまとまった記事ですので、ぜひご覧ください。

私は、オープンなスタンスでおりますので、現場訪問や講演も無料で承りますので、ぜひご活用ください(営業はしませんのでご安心ください)。

詳細は、 こちら に書いておりますが、SNS、メール問わず、お気軽にご相談ください。

長沢智治

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