MVC パターンの Model をモデル定義言語 "M" で記述する面白い例の紹介♪
以前にも、コードネーム "Oslo" と呼ばれる、モデリングプラットフォームの構想とその CTP - Community Technology Preview について、このブログに書いたことがありますが、先日 L.A. で開催された PDC09 にて、"Oslo" 改め、SQL Server Modeling についても多くのセッションがありました。
ネーミングからすると、いよいよマイクロソフト製品に組み込まれ、MS プラットフォームでしか使えないように思えてしまうかもしれませんが、特徴的な "M" と呼ばれるモデル定義言語も、引き続き Microsoft Open Specification Promise として、標準化への取り組みを行います(参考: M Modeling Language - Q&A)。
さてさて、先日、本業ブログ に、この "M" 言語で M-V-C パターンの Model を記述する例をスクリーンショット付きで書きました。
ASP.NET MVC 新時代? ~ M-V-C の M を "M" で記述できる時代はもうすぐ?~ Oslo MVC 2.0 Web Application
.NET の Web アプリケーション開発というと、「いまだに Visual Basic のような・・・」(ASP.NET という名称があります♪)画面にコントロールをペタペタ(表現が多少いい加減ですが、ご了承を)という RAD 開発と思われるかもしれませんが、MVC にも対応した ASP.NET MVC があります。
# ちなみに、クライアントアプリケーション(WPF、Silverlight)なども M-V-VM などのアーキテクチャ パターンが考案され、実用されています。
通常、このM-V-C のモデル部分は、ADO.NET Entity Framework というものを使い、モデル駆動で設計していくのですが、その部分を、プログラム言語と親和性の高い、"M" で記述することができるという例です。
スクリーンショット付きですので、.NET Framework ってなんだ?という方もぜひ、覗いてみていただければと思います。
長沢智治 ( @tomohn )