新しいモデリング プラットフォーム “Oslo”
昨年の10月末に、Microsoft の PDC 2008 というイベントで、今まで構想としてしか発表されていなかった コードネーム “Oslo” と呼ばれるモデリングのプラットフォームの概要と主要なパーツが発表されました。
実は、日本でもその後に、本年1月末に PDC 2008 のいいとこどりをした Tech Days 2009 というイベントを横浜で開催しました。
そこで、私も “Oslo” の概要セッションを担当しました(もうひとつマイクロソフトのテスト管理ソリューションであるコードネーム “Camano” と、仮想化技術を活用したテスティングソリューションのコードネーム “Team Lab” のセッションも担当しました)。
その模様は、ストリーミングにて公開されています。
T3-302 はじめての Oslo - モデリング プラットフォーム 長沢 智治 (視聴には Silverlight が必要となります)
# Windows 7 や、Windows Azure などの最新テクノロジーのテクニカルセッションの資料の入手やストリーミングもご覧いただけますので、ご興味ある方はそれらもぜひご覧ください。
また、4月上旬には、東京・新宿にてエバンジェリストによるテクニカルセッションと、現場のエンジニアの皆さんの参加企画であるライトニング トークを実施する Tech Fielders セミナーというものでも “Oslo” の話をしました。その時の資料は、現場の IT エンジニアの皆さんと一緒に情報共有をしていく Tech Fielders サイト内にて公開されています。
http://www.microsoft.com/japan/powerpro/TF/seminar.mspx
PR: 5月から6月にかけてマイクロソフトの最新技術の概要を知っていただくセミナーを大阪、福岡、札幌で開催します(私がスピーカーを担当します。コンテンツも独自に作成中です)。よろしければ、ご参加ください。詳しくは上記の URL からご覧いただけます。
“Oslo” については、現在 SDK の CTP (Community Technology Preview)版がダウンロードいただけるくらいのまだまだ先の技術となりますが、モデリングの次のステップとして重要なポジションにあると思っています。まだその概要を知っていただくレベルの段階ですが、よろしければ、上記にご紹介した内容をご覧いただければと思います。
“Oslo” は、モデリングのための言語として コードネーム “M” というものも発表され、仕様を公開することも発表していますので、マイクロソフトだけの技術ではなくなると思います。ということで、こちらでもご紹介をさせていただきました。
ちなみに、Tech Fielders というものも、マイクロソフトらしくないといったらなんですが、現場のエンジニアの皆さんと一緒に情報共有、情報発信していく試みをやっています。名付け親の一人が私だったりしますが、面白い試みなので、またその経緯などもご紹介していければと思います。
長沢智治