営業マンにツッコミ。営業トークを盗んでしまえ!
営業活動のようなことを時々します。
店舗を回ることもありますが、しょっちゅうやっているわけではないので、
いつも緊張し全く営業になっておりません(笑)。
そんな中、自分がいざやり始めてみると、
営業というものに興味を持ち始め、本も何冊か読んだことがあります。
もっと興味深いのは実際の営業の現場です。
最も身近なのは、直接営業の方と話す機会ですね。
特に、自分がお客さんの立場の場合がチャンスだと思います。
例えば、家庭へのセールスの訪問や
色々な宣伝の電話がかかってきませんか?
本来、何がしかの収入を得ているのであれば、
必ず、モノを売るというか、モノに限った話ではありませんが、
売るまでの過程の中に、
営業という場面が必ず入りますね。
新築マンション、英会話、リフォーム、車、未公開株、あずき相場など、
それらしいものから、
怪しいものまで、
結構な回数の営業を受け、煩わしいと思っている方も多いと思われます。
一体どこで、個人情報を仕入れるのやら(笑)。
まあ、それはよいとして、
以前だと、ほとんど何も聞かずに、すぐに追い返してしまう、
電話を切ってしまうということが常でしたが、
最近だと、時間がある時は、話を少し聞いて、ツッコミを入れてみると、
まともな営業なのかどうか場合によってはすぐにわかると思います。
同じく、誠ブロガーの吉田憲吾さんのブログを
いつも興味深く拝読しておりますが、吉田さんの記述にもありますように、
営業マンが話をする一方である場合も多いように思います。
では、実際の事例について示したいと思います。
【事例1・新築マンション】
新築マンション・いかがですか? という主旨の営業であることは言うまでもありませんが、
以下のようなやりとりがありました。
「例えば、おいしいラーメン屋があって、友達に、『あそこのラーメン屋おいしいよ』と勧める時に、
そのラーメン屋のラーメンを食べたことがないのに、勧める人って、いませんよね。
自分で購入して、そのマンションに住んでいるわけでもないのに、
どうして誰かに勧めることができるんですか? 何かいい答えが見つかったら、また電話してきてください」
と言ってみると、残念ながら、もう電話をしてきてくれませんでした。
【事例2・未公開株、あずき相場】
儲かる株(商品先物)がありますよ? という主旨ですね。
「この世知辛い世の中で、そんな儲け話を人に話たりせず、
自分でこっそり買って、こっそり儲けた方がいいんじゃないですか?」
【事例3・リフォーム】
家のリフォームをさせていただきたいのですが? という主旨です。
「うちの親戚にも同じ業者がいて、仕事がなくて困っているので、
仕事があったら、回してちょうだいよ」
【事例4・車】
車いかがですか?
「うちには火の車が何台もあるので、是非、引き取ってもらえませんか?」
後の方は、ちょっと観点が異なってしまったかもしれませんが、
まともな業者さんであれば、きちんとした受け答えをしてくれると思いますが、
そうでない場合は、しっかりツッコミを入れて、
その受け答え次第で、業者さんの素性がなんとなくわかってしまいそうですね。
結局、上記のような一言で、それ以上、営業マンさんが何かを言い返してくれる場合に、
残念ながら、まだ出くわしておりません。
このような場合に、何かよい方便があったら、是非、どなたか教えてください(笑)。
というか、そういうお客さんは飛ばして、他に行った方が早いかもしれませんね。
そもそも、自分の商品を人に売るために宣伝するという行為は、
手前味噌にならざるを得ません。そこに何がしかの客観的な視点でデータなり事実なりを提供していただけると、私だったら、うなってしまいそうで、ほしいものなら買ってしまうでしょうね。
本来は、業者さんの肩書き(有名企業か)で、
話を聞くか聞かないかは判断してしまうところだと思います。
モバゲーなどで有名な、DeNAの創業者の南場智子さんの
創業時のご講演を聞いたことがありますが、
電話で営業をしても、全く聞いてもらえなかったそうです。
そこで、有名企業からの出資を取り付けて、
その有名会社○○の名前を出して、「○○会社の関連会社のDeNAです」と言って、
ようやく、聞いてくれる場合が増えたそうです。
そう思うと、会社(組織)の信用の上に、サラリーマンの存在が成り立ってるって、しみじみと感ますね。
自分が新入社員であれ何であれ、
それだけでいきなり一定の信用を世間一般に対して持てるという
このすばらしさを実感せずにはいられません。
P.S.
ブログを書いていて思ったのですが、もう少し、営業マンさんがしゃべってくれそうな、質問を
今度は考えてみたいと思います。