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ドメインはいつ削除されるのか(汎用JPの場合)

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gTLD の場合に比べて汎用JP(.jp)の削除は、単純です。.jp ドメインは、.com/.net など他のドメインとは異なり、登録日に関わらず1年後の月末が有効期限に設定されます。そして、この日を過ぎて期限切れになるとSuspended(停止)という状態になります(期限を過ぎて更新される場合もあります)。

JPドメインの whois 情報は、JPRS の whois サービスで確認できます。2012年1月20日現在、aircraft.jp というドメインが失効しているので、これを確認すると次のようになっています。


[登録年月日]                    2008/12/01
[有効期限]                      2012/01/31
[状態]                          Suspended
[最終更新]                      2012/01/01 00:18:25 (JST)

この状態になると1か月後にレジストラから削除され、再登録できるようになります。このドメインの場合は、2008年12月1日に登録され、2011年12月31日が元々の期限です。今年の1月1日未明にSuspended状態になり、1か月が経過した来月の1日(2012年2月1日)の午前1時頃から削除され、再登録できるようになります。

ただし、このようなワード系のドメインについては手作業で登録できない場合があります。gTLD の場合で説明したとおり、人気の高いものは登録競争が起きるためです。ただし、JPドメインは登録費/維持費が高いため、滅多に競争が激しくなることがないのも事実です(“よい名前”であることより過去にサイトが運営されていた残存トラフィックが狙われるケースが散見されます)。来月1日未明には、他にも beginner.jp、bra.jp、cycle.jp、databases.jp といったドメインが削除されますので、興味のある方は登録に挑戦してみてください。

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