『650万ドルの下着』
『600万ドルの男』といえば輸入テレビ番組全盛時代(←なんじゃそりゃ)の代表作のひとつですが、こちらは Victoria's Secret という通販メーカーの話。スーパーモデルを使ったカタログ通販で成功している会社ですが、毎年クリスマスシーズンになると超高額な下着を発表します。そして、今年の作品(?)の値段が650万ドル(約7.5億円)です。
この企画モノは、最初は100万ドルくらいだったと思いますが、一時は1000万ドルを超えたこともありました。2000年記念のときは相当デザインが凝っていましたが、今年はちりばめられたダイヤを除けば普通のデザインですね。:-) 買う人がいるのかどうか、いなかった場合に分解せず保管しておくのかどうかはわかりません^_^;
Land's End や L.L.Bean などの通販メーカーはだいたい商品中心(実用主義)という印象ですが、Victoria's Secret はまずカッコいいこと、下着も洋服も「デザインが天と地ほども違う」(妻談)そうです。値段も高くないというか、むしろ安いのですが、その分、品質はよくありません。「ファッションに気を使う人が前年の服を着ると思っていないんじゃないか」(妻談)だそうですが、本人の好みに合う・合わないものもありますし、縫製はよいにこしたことはありません。ここは、ユニクロあたりと提携して品質がよくなれば(またはユニクロのデザインがカッコよくなれば)、強力なタッグになるのではないか・・・と、妄想を書いてみました。
ちなみに、『600万ドルの男』の時代はダウ平均=$1,000弱でしたから、現代に換算すると6000万ドル=70億円以上の価値があることになりますね。まだまだオースティン大佐は下着には負けていませんね。