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ITが無いと生きていけないのに、アナログな日々

宮崎から農家さんをITで笑顔にする、テラスマイル

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国内スタートアップ企業を支援するインキュベーション・プログラム「IBM BlueHub」。昨年9月から始まり、第一期として5社が選ばれ、この4月に投資家さんに向け自社のサービスと今後のプランを発表しました。続くWebサイトの一般応援投票で最多票を獲得したテラスマイル株式会社様が5月19日に開催された「IBM XCITE SPRING 2015」で表彰されました。

テラスマイル株式会社 代表取締役 CEO & Founder の生駒祐一 様に喜びの声と今後の展開についてお話をお聞きしました。

テラスマイルのホームページ、取材を受けられたどの記事を見ても、満面の笑みの生駒さんがいらっしゃいます。今回のインタビュー中もずっと笑顔でお話いただきました。しかし、話が農業のことになると一転、熱い想いと目指す未来に対する真摯な眼差しがとても印象的でした。

KUD_3930.jpgテラスマイルさんは、宮崎県の会社です。地元の200以上の農家さんの話を聞き、なかなか儲からない、後継者がいないという課題をITで解決できないかと、生駒さんは考えました。重要なのは稼ぐ場とその時期を知ること。今秋リリース予定のTERA SCOPEは、農家さんのための経営を把握し、サプライチェーンを予測するツールです。複雑な入力作業から解放され、出荷量のみのインプットで経営を予測することを目指します。

何故、そんなことが可能なのでしょう。生駒さんは、3つのポイントを説明してくれました。一つ目は、現場経験。生駒さん自身が農業を行い、その経験からさまざまなデータをDBに蓄積してきました。二つ目は、今回のBlueHubプログラムの中で、より高品質の予測のための分析ロジックを研究しました。三つ目は、農家さんと一緒に組織・チームとして協力し開発することです。

さらに、リアルタイムで経営状況を把握するための分析レポートの提供サービスも計画されています。

テラスマイルの企業理念は、「アジアに競争力のある地域をたくさん創出する」だそうです。宮崎から、そして日本、アジアへと笑顔の輪がITで広がっていくことを期待しています。今後の展開も目が離せませんね。

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