ジャクソン・ブラウンのコンサートで心を浄化

先日、渋谷のオーチャードホールへ大好きなジャクソン・ブラウンのコンサートへ行ってきました。過去に何度も彼の来日コンサートに行っていますが、毎回感動して心が洗われます。

もともとイーグルスが好きで、デビュー曲の「Take it easy」の共作者としてジャクソン・ブラウンの名前を知りました。名盤の誉れ高い「Late for the sky」というアルバムを買い、学生時代によく聴いていました。洋楽は、メロディーと演奏で聴いていることが多いのですが、さすがに中学、高校、大学とそれなりに英語を勉強してきている中で、ある日、ジャクソン・ブラウンの詞が言葉として耳に入ってきて、自然と涙が出てきたのを覚えています。それ以来、彼のアルバムは過去の作品から、そして新作が出る度に全て買い、来日公演も頻繁に出かけるようになりました。

今回のコンサートも、これまで同様、観客のリクエストに応えながら進行するので、日によってセットリストが変わってきます。観客のエールにもきちんと返答し、とってもアットホームな雰囲気です。昨年発表された新作「Standing in the breach」もとても良い内容で、新旧取り混ぜたプログラムに酔いしれました。バンドメンバーが新しくなりましたが、ギターの二人、とっても良かったですねえ。やはり、スティール・ギターが入ると曲が渋くなります。

東京と名古屋の公演は終了しましたが、広島と大阪の公演が残っています。行かれる方は、ぜひ楽しんでくださいね。東京と名古屋とまた違った曲が演奏されるのかが、とっても気になります。

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最新アルバム。どこか懐かしい雰囲気だと思いきや、ジャクソンが18歳の頃書いた曲が一曲目に。アルバム・ジャケットから受けるイメージとは随分と違う優しさにあふれた調べが流れます。

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ルネ・マグリットの絵画のような印象的なジャケット。一曲目のイントロからぐっときます。「farther on」と「Before the deluge」の詞が言葉として耳に入ってきた時に、泣いちゃいました。音楽と言葉の美しさを教えてくれた傑作です。

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他にも好きなアルバムたくさんありますが、もう一枚あげるとしたらこれですねえ。とにかく名曲の宝庫。特に「Your Bright Baby Blues」にしびれます。今回のコンサートでも演奏してくれたので感激でした。

そして、つい最近、こんな書籍も発売されました。さっそく買ってきて読もうと思います。

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ジャクソン・ブラウンのコンサートで感動して心が浄化されましたので、明日は誰かに優しくしたくなりました。