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IBMがウィンブルドンを分析中

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現在開催中のテニス四大大会の1つであるウィンブルドン選手権。いよいよ佳境にさしかかってきましたね。IBMは、四大大会のすべてにかかわっており、これまでの蓄積されたデータを基に新しい観点での試合の楽しみ方の提供を始めました。
7391042848_6af6bec730_o7年以上に渡るグランドスラム大会のデータを基にIBM SlamTrackerというリアルタイム・スコアボードを提供しています。こちらは、ウィンブルドン選手権の公式サイトから、リアルタイムで試合の模様を楽しむことができます。テレビ観戦をしながら、またこのIBM SlamTrackerだけでも試合の行方を追うことができます。

特に注目すべき機能が、「KEY TO THE MATCH」。この選手が試合に勝つにはこれが必要という分析指標を過去の対戦成績を分析しはじきだします。その指標に達しているかもリアルタイムで表示。本当にそれが勝敗を決める決め手になったのか、確認しながら観戦するのも一興ではないでしょうか。
もちろん分析結果は、試合終了後も参照できます。例えば、英国男子で74年ぶりに決勝進出を決めたA・マリー選手の準決勝の分析結果はこちらです。マリー選手がIBMの分析指標をほぼ達成しているのに対して、対戦相手はその指標をクリアできなかったことが一目瞭然。その他詳細なデータが網羅されており、テニス・ファンの方必見ですよ。

SlamTrackerの分析を参照しながら、ぜひ決勝戦をお楽しみください。

日本経済新聞電子版特集
IBMのテクノロジーで変わるウィンブルドン
~クラウドとアナリティクスで広がるテニスの楽しみかた~

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