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ITが無いと生きていけないのに、アナログな日々

あなたもポロックさんになれる?

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現在、東京国立近代美術館で開催中の「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」は、ずいぶん賑わっており、評判もいいみたいですね。個人的には、いろんな画家の絵が展示してあって、その中の一点がポロックというのは我慢できると思うのですが、全部ポロックというのは、きっと腹が立ちそうで二の足を踏んでおります。(笑)

そもそも、あの方の絵は、上下があるんでしょうか?(あるんですよね?)
いったい、どの時点で、「この絵は、完成だー、やったー」という思いになり絵筆を置くのでしょうか?(その時点があるんですよね?)
実際に絵を描いている画家には、これで完成というその瞬間があるんですよね?これからは、一筆たりとも、一色たりとも足しませんとね。

ポロックさんの絵は、正直よく分からないのですが、彼の人生を描いた映画「ポロック/2人だけのアトリエ」は、とても良かったです。エド・ハリスとマーシャ・ゲイ・ハーデンの演技は素晴らしかったですし、彼のことを一番理解してくれる最愛の恋人がいながらも、若い女との情事にあけくれそいつと死んでしまう破天荒な人生は、映画としてはドラマチックな展開ではありました。なんと言ってもエンディングの歌がトム・ウェイツだったので、それでなんともたまらない余韻に浸ることができました。

そんなポロックさんの絵を簡単に表現できるウェブサイトがあります。ただ、ポロック風なタッチにするのはなかなかに難しいですね。マウスを止めると色のドットがどんどん丸く大きくなっていくので、ものすごいスピードで描き続けないとポロック風にはなりません。
Pollockfuu
ちょっと描いてみました。うーん、やはりポロックさんの絵とは全く違いますね。(笑)

絵心というか、テクニックや配色のセンスがある方がやったらきっともっといいものができるのでしょう。

あなたもポロックさんになってみます?
https://wbx-files.s3.amazonaws.com/jacksonpollock_by_miltos_manetas.swf

iPhoneアプリもあるみたいです。
ジャクソン・ポロックが提唱した技法“ポアリング”を iPhone 上に再現
http://www.theslick.net/?eid=61

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