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ITが無いと生きていけないのに、アナログな日々

待ちかねたぁ〜 ANA B787 日本初飛来

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思わず忠臣蔵の塩冶判官になって叫んでしまいますね。3年半も待ったんですから。待ちに待ったボーイング社の新型機B787の日本初飛来イベントに行って来ました。
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これが新型機です。ANAがローンチ・カストマー。ANAが発注したことで設計、製造が開始されました。ですので、ANAの要望がふんだんに取り入れらているということです。つまり、日本人にとって便利な点がいろいろと反映されているんでしょうね。

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全日空社の伊藤信一郎社長と並んでいるのは、ボーイング社のCEOのジム・オルボー氏。どれだけ力が入った新機種かが分かりますね。オルボー氏「B787と一緒でない限り日本に来ないと伊藤社長に約束した」とスピーチで言ってました。

プレスイベントの後は、ブロガー向けの説明会。シアトルのボーイング工場で実際に設計や製造を見守った担当者の方から直接お話を聞くことができました。
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今回、エンジンはロールス・ロイス社製を設置。ANAとしては、トライスター以来なんだそうです。ああ、ちなみ空飛ぶ姿が最も美しかったのは、トライスターだと思うんですよねえ。好きな飛行機でした。
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開発初期段階から順を追って丁寧に説明していただきました。もう話が止まらないです。(笑)それくらい熱くなるのは、分かりますねえ。なんてたって、世界で最初の飛行機を最初から作れるんですからねえ。うらやましいです。

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そして今回、日本の航空会社であるANAが一号機を発注したことに加えて、日本にとって画期的なことがもう一つあります。このB787全体の35%が日本の技術が使われているんですよねえ。いやあ、すごいです。軽くなった機体で燃費もよくなり、双発の中型機としては、航続距離も伸びて米国東海岸やヨーロッパまで行くことができます。ロールス・ロイスのエンジンの中にも日本の技術が入っているそうですよ。早くこの飛行機に乗って旅に出かけてみたいです。

なんと機内の気圧も地上とほぼ変わらないそうで、耳がツーンとこないそうです。また肌も乾燥しないそうですよ。嬉しいですねえ。

されど今回は、テスト飛行。就航はこの秋の予定です。初便は、羽田ー岡山または広島になるそうです。楽しみですね。

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以前、ANAの整備場を見学した時の記事はこちら。パラダイス山元さんと一緒に見学しました。(笑)

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