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ITが無いと生きていけないのに、アナログな日々

「国内外の成功事例に学ぶビジネス・ツイッター活用最前線」を聴いてきた

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昨日、銀座のApple Storeで開催されたWeb Business Shuffle2.0に参加してきました。このイベントは、オルタナ・ブログでお馴染み小川浩さんの株式会社モディファイ主催のシリーズ講座。ゲスト講師にこれまたオルタナ・ブログでお馴染み株式会社ループス・コミュニケーションズの斉藤徹さんを迎え、「国内外の成功事例に学ぶビジネス・ツイッター活用最前線」ということで、満席立ち見の参加者で大変活気あるイベントでした。

斉藤さんの講演は、Twitterをビジネスで利用して効果をあげた成功事例がいくつか紹介されました。時間の関係で駆け足の感じが否めませんでしたが、なかなか興味深く、もっと他にもいろいろ聴いてみたかったです。また、斉藤さんのプレゼンチャートは、とても見やすくてかつ重要な部分が視覚的に訴えてきますね。
感心したのは、Rubbermaid社の事例。こちらの会社は、台所周りの日用雑貨を扱っている会社で、台所まわりの整理専門家をツイッターでリスト化したというアイデアです。言わば、自分たちの製品の活用方法をいろいろと宣伝してくれるインフルエンサーのリスト。Twitterのリストの使い方として、なるほどと唸ってしまいました。このリストをフォローすれば、所謂「伊藤家の食卓」(古いですか?)的な裏技や有効な使い方がここに集まっているというわけですね。
お金をかけずに有効なプロモーション。これぞ、ソーシャル・メディアの使い方だなあと思いました。詳しくは、斉藤さんの記事をご覧ください。

さて、こちらのイベント、正しくは小川浩さんとグランドデザイン&カンパニー株式会社 小川和也さんの両小川さんのユニット(?)オガワカズヒロの主催なんです。二人の名前を合わせて面白いネーミングですよねえ。『ソーシャルメディアマーケティング』という本も共著されています。SM3で作ったガールズ・ログなど、ファンサイトの利用は楽しそうでした。

Q&Aコーナーで「ソーシャル・メディアって何ぞや?的な固陋の上司に稟議を通すには?」という質問に浩さんの「説明するより、『私がやります』と言うべき」というのが納得でしたね。弊社でも同じです。やりたいと思う人、アイデアがある人がやらねば継続できないのがソーシャル・メディアだと、私も思います。かくいう私も、会社で誰にも許可を取らず、いろいろ手を出していますしねえ。まあ、弊社には一応「Social Computing Guideline」ってのありまして、それを拠り所にしておりますが・・・。

とても有意義なお話が聞け、これが無料だなんて素晴らしすぎます。斉藤さん、オガワカズヒロさんと名刺交換をさせていただいて帰って来ました。また機会を見つけて、こうしたイベントに足を運んでみます。

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