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ITが無いと生きていけないのに、アナログな日々

サイモン&ガーファンクル @武道館

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プログレ好きな私ですが、サイモン&ガーファンクルも大好きなのです。大好きなのですが、東京ドームで音楽を聴く気になれず、最初は無視していたんだけど、武道館の追加公演が決まったので、飛びついちゃいました。しかし、ドーム公演は、1万3千円なのに、武道館は2万円。ポップスのコンサートが2万円とは・・・。一瞬悩んだんですが、やっぱり買わないと後悔すると思い買いました。

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そして、コンサート。はっきり言って、ガーファンクルは、だみ声で声量もなく、音域もかなり狭くなっておりがっかりでした。かつての天使のような 美しい声は、そもそも期待すべくもないのですね。しかし、ポール・サイモンは、ギターも歌も良かったです。全体を通してクオリティが高く、圧巻だったのは、ポールのソロ・パートの3曲でしたね。昨日は、Gracelandがとっても良かったです。

ガーファンクルの声には、かなりがっかりでしたけど、そこは、眩いばかりの名曲の数々。もう全部口ずさめました。「I Am a Rock」でグッと惹き込まれ、「America」では鳥肌が立ちました。大好きな「Kathy's Song」は、ガーファンクルの声がやっぱりがっかり。これまた大好きな「Only Living Boy in New York」でもうメロメロ。おなじみの「Mrs Robinson 」、「Sound of Silence」、「The Boxer」、「Bridge Over Troubled Water」とこれでもかというくらい珠玉の名曲の数々に音楽の素晴らしさを満喫した夜でした。

個人的には、「4月になれば彼女は」とか「雨に負けぬ花」なんかも聴きたかったです。

本当に思わず一緒に歌ってしまっていて、若い頃に覚えた歌って忘れないものですねえ。

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