ギブテクを求めていませんか?
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「ギブ・アンド・テイク」を付き合う人に対して求めていませんか?
筆者の例ですが、こういう人とは付き合いたくないというタイプの筆頭格が、相手に「ギブテク」を求めてくるような人です。
ギブテクとは言い換えれば、「先にこれをあなたに上げるから、次は私に何かください」と言っているようなことを表しています。
相手から貰えるメリットを享受できる間だけは付き合っていて、それがなくなるとあっさりと付き合うことを止めてしまうのです。
つまり、自分にメリットがない限り、そういう相手とは付き合わない、と言っていることと同じ意味あいです。
こういう人は、他人に何かを上げたとしても、それは自分が見返りに何かを欲しいから差し上げているのであって、他人のことは何も考えていない、つまりは自分のことしか念頭にない、と言えます。
付き合う相手目線で書きましたが、同様のことがこちら側にも言えます。
相手から貰うことを期待していてはいけないということです。
もちろん、普段付き合う相手からは自分も何かしらのメリットを感じているから付き合っているのでしょうが、それは金銭的なメリットばかりではないはずです。
この人と付き合うことによって、単純に楽しい、非常にリラックスできて癒されるとか、逆に刺激を毎回受けて勉強になることが多い、なども含めて、むしろこれらの方が多いはずです。
いずれにしても、ギブテクを人付き合いのベースにおいているようでは、本当の意味での人脈はできないはずです。典型例は、名刺交換会のような類いの出会いの場だと思っています。
そういう場では、ビジネスがベースではありますが、根底にギブテクの精神が流れていることが問題だと考えているのです。
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