オルタナティブ・ブログ > 大塚秀樹の“マーケティングマインド”の醸成 >

技術で勝って、商売で負けていませんか?

マーケティングオートメーションについて

»

marketing.jpg現在、リードナーチャリングのご提案に伺っているお客さま企業で、先日このような意見が出されました。

マーケティングオートメーションツールとして、「いまMarketo(マルケト)を使っているのだが、使いにくくて不便です」

確かにマーケティングオートメーションツールとしてMarketoは、Oracle Eloqua(オラクル・エロクア)と並んで、有名なブランド製品で名が通っています。

ところが、両製品ともに米国製という海外のモノなので、何かと日本で使うと使い勝手等で不憫を感じることが多いのは仕方のないところかもしれません。

このような事例は枚挙に暇がありません。
もちろん有望な国内製品が存在していれば、選択肢に入ってくるのでしょうが、そうではない場合はどうすればいいのでしょうか?
購入を見合わせた方がいいのでしょうか?

ところが、現代のリードナーチャリングにおける実施現場では、マーケティングオートメーションツールの導入は必要不可欠とまでは言いませんが、無いと何かと不便なことは間違いないと思うのです。

無くても可能ですが、ナーチャリングの実施における機動力が落ちてしまうことも確かです。
そこで対策のためには考え方を改めることが大切なのかもしれません。

こうしたツールも万能ではない、という考え方への切替です。
あくまでナーチャリングを主体的に実施・運営するのは人間であり、ツール等のソフトウェアではない、という考え方です。

いずれにしても、法人相手に事業を展開している企業にとっては、ますます重要性を増してきているのがBtoBマーケティングであることは確かなことなのです。


Comment(0)