中国市場攻略の難しさ
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ミクシィは、国内でのあれだけの人気作である「モンスターストライク」を中国市場攻略のためにテンセントにライセンス提供していましたが、この10月に撤退したと言います。
よく言われていることに、日本製は何でも中国で売れる、それも高品質であればあるほど、という意見があります。
こと食品や化粧品などの商品ではある程度当てはまるかもしれませんが、ゲームのようなコンテンツビジネスではその定理は必ずしも当たらないということがよくわかります。
やはり海外諸国には、いくら隣り合った国であっても、外から見ていてはわからない国民性や生活習慣、考え方の違いがあって、趣味や娯楽、流行ものビジネスでは特に壁の大きさが際立ってくるのかもしれません。
ゲーム業界でいえば、いくら日本人の制作スタッフが日本人ユーザのために開発したゲームであっても、当たるかどうかはギャンブル的な要素が大きく、市場にリリースしてみないとわからないから尚更です。
いずれにしても、それが市場への投入のために事前に要する投下資本が高騰する一方のゲームビジネスであれば尚更いまや映画ビジネスにも通じるような困難さが見えてきたことは間違いないようです。
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