アマゾンはドローン宅配を日本で最初に始めるのか？

ネット通販大手の米アマゾン・ドット・コムは、商品の宅配をドローンを使って即時に行う、という構想を打ち出しています。

この実現を、世界初として日本国内でスタートする可能性が出てきました。

日経新聞社によるポール・マイズナー副社長へのインタビューで、自ら公表したのです。

理由として同氏が挙げていたのは、
「日本は農業で20年以上のドローン利用の歴史があり、他の商業用途でもリーダーになり得る。」と語っています。

この要因・背景として、
「他国ではルールづくりが遅く、米国では事業を計画しづらいほどだ。」とも。

先日の筆者の拙ブログでも書きましたが、日本でもようやく規制内容が決まってきましたが、外国のそれはもっと厳しい内容が盛り込まれていたりするのです。

このドローンの事例については、IPS細胞（人工多能性幹細胞）の実用化への道筋を短期間で可能にできるように法改正をしたことが諸外国に高く評価されていて、外資系企業の国内参入を促している事象に筆者は瞬時に関連づけました。

この事例と同様に、日本には厳しい岩盤規制が数多く残っているという悪評の中、珍しく革新を呼び込みやすいくらいに緩い規制にドローンに関してもなっているのだということなのです。

ということは、IPS細胞同様にドローンをビジネスチャンスに捉える外資系企業も、まず最初に日本に参入してくる可能性が大いにあるということを意味しています。