いま求められているIT人材は？

さまざまな業種において、現在はIT人材が引く手あまたです。
IT系企業はもちろん、製造業や小売り・サービス業にいたるまで、業界もまちまちです。

求めるスキルの中には人材の争奪戦まで展開されているようです。

その代表格とまでは言いませんが、求めている人材像として今まさにホットなのが、データ解析を行う人材で、「データサイエンティスト」とも呼ばれている職種です。

これまでは分析の対象となるデータが膨大になる一方で、解析が追いつかなかったのですが、コンピュータの性能の向上はもちろん、解析に携わる人材のレベルアップもあって、ビッグデータ解析を可能とするようになってきた訳です。

こうした分析を一番熱心に行っていそうな業界がコンビニのように思えますが、最大手であるセブンイレブンの鈴木会長は意外にも、「データに頼り過ぎてはいけない。なぜならそれは過去のものだから」というような主旨の発言をしていることは、大変興味深いところです。

いずれにしても、データ解析人材が有望視されるのはまだこの先もしばらく続きそうだと言えます。