ユニーHDの向かうところ
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言葉は悪いですが、ユニーホールディングスがファミリーマートに飲み込まれようとしています。(実質的に)
コンビニエンス事業を行うサークルK、総合スーパー事業を行うアピタを抱えるユニーですが、そろそろ方向性も決まってきました。来年9月に経営統合するとの報道です。
ユニーといえば、中部地方を中心として地域にしっかり定着したスーパー事業から始まり、その後コンビニエンスストアにまで拡張してきました。
今でこそ、各地で苦戦が伝わってくる総合スーパー事業ですが、デパートの存在しない地方ではやはり商業分野の中心であり、あらゆる業態の店舗が集まり、一カ所ですべての買い物を完結することが出来るところがウリです。
そんな中でのユニーの苦戦、ファミマとの統合を決断したことには、何か時代の変遷を感じさせます。
なぜなら、総合スーパー事業に比べたらコンビニ事業は格下のイメージがあり、どうしてもコンビニエンスストアがスーパーを飲み込むことに対して筆者もさすがに思うところがある訳です。
今後の焦点は、ユニーがどれだけ既存のスーパーを営む店舗を閉鎖していくのか?に移行していきます。
さらにもちろん、コンビニ事業の店舗名をどうするのか、商品構成をどうするのか?も検討課題になっていきます。
まだまだスーパーの時代は終わることはないと思いますが、今回の一件を見ているとコンビニエンスストアの存在の大きさに対してあらためて認識を深めたのでした。
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