シニア層相手に有効な営業活動手法
これからご紹介する営業活動の手法は、すでに有効性は広く伝わっていることであり、何も真新しいことは無いのかもしれませんが、私、大塚が実践の場でも実体験として得られた成果でしたので、あらためてご紹介したいと思います。
シニア層にタブレットで営業
筆者は、出身大学の同窓会活動を幹事として行ってきたこともあり、普段の交流でもずっと年上の年配の先輩方と接する機会がこれまで多くありました。
その場でタイミングが合えばどうしても起業家としての宿命として持ち出す内容がビジネスの話題であった訳ですが、いつも小難しいITソリューションの話題を持ち出しては敬遠されてきた訳です。
そこで話題を変えてお話するようになったのが、弊社のオウンドメディアである油絵オーダーメード製作販売事業のことです。年代柄、絵画には興味を持ってられる方が多いと判断したからです。
ところが、いくら口頭でご説明をしても、その場では"面白そう"という反応を得られるだけであり、一向に商談には進まなかったのです。
少し間を置いての次の雑談の機会に打った対策が、自らのタブレット(iPad)を25秒で起動し、すぐさまお見せしたサイトの綺麗なデザインです。
すると、数分も置かないうちにみるみる先輩の興味関心を惹き付け、その場を離れる頃には楽しい気持ちになっていただき、もちろん油絵1点のご注文をいただいたのです。
ビジュアルに訴えるわかり易さが一番大事
何も今更、声を大にして言うことでも無いのかもしれませんが、年配層であればあるほど、難しい説明は抜きにして、見た目に訴えることの有効性をあらためて知ったという訳です。
よく言われていることとして、シニア層を狙うのはいいが、何をどうしたらいいのかわからない、というご意見があります。
そこで言えることは、そうした層こそ画像であり、動画を見せてイメージをわかりやすくつかんでいただくことです。
さらに付け加えたいことは、デスクトップでもなくノートパソコンでもなく、タブレット端末の有効性の高さです。
カバンから出しての準備が早く、おまけに場所も取りません。ビジュアルも考えられないほど綺麗になっているからです。