過去の自分を否定してはいけない

現在の自分に不満はないですか？

十分やっていると満足していますか？

これ以上ない最高レベルの自分になれていますか？

過去にもっとできたはずだと思っていませんか？

ああすれば良かった、こうすれば良かった、思えば思うほど過去を振り返ればキリが無いですね。

ただこれだけは確実に言えます。
過去には戻れないということ、当時の大きな決断の時に戻り逆の決断をすること、失敗した受験勉強をやり直しもう一度志望校を目指したい、
これらいずれの出来事も自分の今後の人生の中では、二度とやり直すことができません。

やり直すことのできない事柄について、いつまでも後悔の念を持つことは止めなければいけません。

無駄だからです。（ただし当時の失敗の反省をして今後の人生に生かすことは必要ですが）

そしてここからが大事なのですが、
昔の失敗を犯した自分を責めてはいけません。

当時の自分は自分で、精一杯苦しみ、悩み、出来る限りもがいて、結果として今の自分があるからです。

何も当時は手を抜いていなかったはずです。
若気の至りだとしても、出来る限りの考察をし、行動をしてきたはずです。

確かに今思えば、何て馬鹿げた失敗をしたのか、と悔いばかりが思い出されるかもしれません。

しかし、その時々で、自分に出来うる最大限のことをしてきたはずです。

それはそれで否定してはいけません。

自分にしか出来ない考え、行動の内容そのものが、人それぞれ持つ個性なのですから。