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[アドテク][マーテク]アフィリエイト広告を一元管理して見える化。パフォーマンスホライズン

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アドテク界隈は以前よりおとなしめのようですが、今回Performancehorizonの日本法人新社長の発表があったので少し書いてみたいと思います。今回複数の外資系CRMベンダーなどで日本法人社長を歴任したフレッド・マカレイグ氏が就任しました。ちなみに英語も日本語も同じように話せる人です。

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パフォーマンスホライズンがやろうとしているのは、成功報酬型広告の見える化。どこにどれだけお金を使って、どんな効果があったのか。広告予算も透明化されるうえに、最適な配分も行える仕組みです(ダッシュボードが見やすい)。いわゆるクラウドのサービスです。

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この分野はパートナーマーケティングやパフォーマンスマーケティングと呼ばれていますが、まだマーケティングオートメーションほど市民権を得ていません。マーケティングオートメーションはレッドオーシャン化しつつあります。こちらはまだブルーオーシャン。そんな中でイギリスで最も成長の早い企業100に選ばれる等、ここのところ急成長している会社です。

プレゼンにはPublisher(パブリッシャー、媒体)という言葉が多く出てきます。このパブリッシャーというのは、ニュースを報道するメディアという意味ではありません。比較サイトや個人のブログなど、小規模なサイトを指しています。これらが広告の掲載先、つまりパートナーになるわけです(パートナーマーケティング)。ユーザー企業のマーケティングパフォーマンスを計測していくという意味でとらえるとパフォーマンスマーケティングという呼び名になるわけです。

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顧客はネット販売を行っている企業(Eコマース)。航空会社(British Airwaysなど。この事例は同じくオルタナブロガーの冨永さんが書いてます)、旅行代理店(Hotels.comやExpedia)なども多いのですが日本では金融系のお客様が多いとのこと。新生銀行が採用しているというプレスリリースも7月に出ました。同社のWebにはGoogle、Spotify、バーバリー、アディダス、エミレーツ航空などのロゴが表示されています。

TechCrunchなどでも取り上げられている同社(マーケティング・テクノロジー企業Performance HorizonがシリーズCで1540万ドルを調達)。日本法人はまだ8名とのことですが、成長が楽しみです(求人をしており社員を増やして行くとの事です)。

関係性の明示:パフォーマンスホライズンは弊社のクライアント企業です。

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