[ニュース]Yahoo! Japanが今春「Yahoo! クリエイティブスタジオ」を提供予定
今日、ヤフー株式会社とアドビ システムズが業務提携を発表しました。
盛り上がるフォトセッション。握手をするヤフー株式会社 執行役員 マーケティングソリューションカンパニー長の 荒波修氏とアドビシステムズ株式会社 代表取締役 クレイグ ティーゲル氏。他のメディアには大きなキレイな写真がたくさんあったのでブロガーとしてはちょっと違う写真にして見ました。
クラウド型ワークフロー管理およびストレージシステム「Yahoo! クリエイティブスタジオ」を今春提供するという内容でした。
「Yahoo! クリエイティブスタジオ」はアドビの Adobe Experience ManagerのAbobe Marketing CloudとAdobe Creative Cloudの製品を元にアドビの支援を元に開発されています。
今まで広告を制作するクリエイターが抱えていた
- 電子メールやDropboxなどでファイルのやり取りをして面倒で、クリエイティブに時間をかけたいのに、別のことで時間が取られてしまう
- 過去の広告資産の共有が難しい
- メディアの広告掲載審査基準が不透明
- どの広告が支持されているのかがわからない
- 一連の広告制作から入稿までの作業が分断されており、コストがかかっている
などが、「Yahoo! クリエイティブスタジオ」により、クリエイティブ制作プロセスがシームレスに統合されるので改善出来るとしています。
気になる価格(従量課金制だそうです)と正式な発売日(今春ということだけ明らかになりました)はこれからだそうで、今日は明らかにされませんでした。
4大マスメディアの広告費は今でも大きいことに変わりはないのですが、インターネットの広告費の伸びは著しく、例えば、2012年を見ると、新聞広告費をインターネット広告費が上回っています(電通、2012年の広告費より)
ますます重要性を増すネット広告。本当にいろいろな動きがありますね。
冒頭の挨拶でヤフー株式会社 執行役員 マーケティングソリューションカンパニー長の 荒波修氏は、
「YahooはDSP事業等、広告関係のいろいろな戦略を発表してきたが、基本的にはテクノロジー寄りだった。それに加えて今回はアートの分野に取り組む。決め手はいかに記憶に残るクリエイティブを作るかにあり、そのためにはクリエイター支援が重要と考え、今日のアドビとの発表に至った」と語っていました。
なお、このアドビとヤフーの取り組み、つまりこういったソリューションの提供の組み合わせは初めてとのことで、他の地域も関心を持って見ているとのことで、海外での横展開もありそうです。
バレンタインということで配られたチョコレートとステッカー。先日まではロゴ入りチロルチョコが多く見られましたがここに来てオリジナルのキットカットが増えている印象です(あくまでも自分の周りの話ですが)