2014年、ビジネスパーソンにとって重要性が増すサービスは?
facebookがかなり普及している今、「情報が埋もれる」「玉石混淆」という状態がますます加速しているように思いますが、そういいつつも、玉を見つけようと、仕事柄毎日利用しています。
ただ、情報収集と情報発信という観点で見た場合、以下の2つに注目しています。
一つ目はLinkedInです。
英語で書かれたビジネス情報の収集がしやすい
LinkedInについては何度もブログで触れていますが、転職データベース的な役割に加え、特定分野の情報収集により一層最適化されています。
ツイッターのようなタイムラインには、英語圏のビジネスに関する最新情報が流れ、世界で活躍する人の興味関心や異動情報の収集がますますしやすくなっています。
(余談ですがいつのまにか「いいね」ボタンのようなものも出来ていました。誰かが異動したり、出世したら押す感じです。)
「誰かいい人いなかったかな?この仕事が誰かと組もうかな」と思って月に1−2度見るという所から、
「海外の最新ネタを見よう」と比較的頻繁にアクセスするようになりました。iPhoneアプリも使いやすい。
日本国内にとどまらない活動をしている人にとっては、そして特にアメリカ西海岸と何かやっている人にとっては、なくてはならないツールです。
爆発的にユーザー数が増えるというよりも、ある一定のクオリティの人たちが使っている(あまり石が混ざらない)ものだと感じています。無理にユーザー数を広げるのではなく、今の方向性で進んで行ってほしいと思います。
二つ目は、slideshareです。facebookと連携させている人も多く見かけますが以下の利点があります。
情報発信がしやすい
会社案内や皆に読まれそうなプレゼンを入れておくと拡散します。ブログへの埋め込みも可能。すでにシェア用に作られたと思われる、魅力的な表紙のプレゼンがたくさん登録されています(特に英語で書かれたもの)。自社の強みを様々な人に見てもらえるチャンスが広がります。
Facebookだとフォロワー以外に見つけてもらうのは大変ですし、ツイッターだと情報が細切れに。slideshareと連携させれば、ある一定の分量の情報を提示できます。
今まではInfographics(インフォグラフィックス)で一枚の絵で説明出来るものが好まれ、話題になりましたが(以前IT Leadersの連載でも触れたので興味のある方はこちらもご覧下さい)、今年はもう少し長めのものがどんどんスライドとしてシェアされる機会が、先進的なユーザーだけでなく一般にも広がりそうです。
プレゼン資料作りの参考になる
たくさんのプレゼンが公開されており、デザインやコンテンツなど、他社のテクニックが惜しげも無く公開されています。あ、こういう書き方はわかりやすいな、などと、参考になります
勉強になる
うまく探せば、良質の資料をたくさん見る事が出来ます。まだ書籍等が出ていない分野の先進の情報を得る事も出来ます。
皆が使っているからfacebookだ!と決めつけず、いろいろなものを組み合わせてみると良さそうです。