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ほめ言葉ばかりの本やアプリのレビューってどうなんだろう

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ネット通販などでは、「購入前にレビューを書いてくださった方に特別割引」と、
利用前に「良かったです」と感想を書かせるという、意味不明な行動もでてきていますが、

さすがに本のレビュー(書評)の場合は、皆さん読んでから書くケースが多いと思います。

Amazonなどで、書評を見てから購入を決める事もありますが、全部がほめ言葉で埋め尽くされているのも考えものです。先日友人が教えてくれたレビューの見分け方に自分の考えを足して以下のようにまとめてみました。

1. そのレビュワーが他にコメントしている内容を見る

その一冊だけだと、やらせの場合もあります。
辛口コメントの場合、他のレビューも辛口であれば、そういうタイプの人だとわかりますからそれに引きずられる必要はそれほどないかと思います(特定著者を攻撃する方もいたりします)
自分が他に読んだ本についてそのレビュワーどう書いているかもチェックします。レビューが妥当かどうかの想像がつきます

2. やたらとほめられていないか

レビューは本を買わずともできますから、複数IDを使ってとにかく仲間内で誉め合うケースもあります(自己啓発系の本など)
レビューが全部5だなんで普通ありえない話ですよね。

3. (アプリ・専門書の場合)他に類似のアプリのレビューを書いているか

その人が同カテゴリのアプリも使って比較して寄せているコメントであれば、購入前にかなり参考になるかと思います。

4. 発売直後にレビューが書かれていないか

本を読み終わる前、アプリをじっくり試す前に身内が書いているケースが疑われます。妥当な内容もあると思いますが、献本頂いたから誉めまくっている可能性もあります。

以前こんなエントリーも書きましたが、引き続き考えたい事柄です。

人はなぜつまらなかった本の書評をじっくりと書くのか。

2010/05/07

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