[iPhoneアプリ] Akinator(アキネイター)が答えを当てる仕組みを考えてみました
すでにオルタナティブブログでも取り上げられていますが、iPhoneアプリのAkinator(アキネイター)。質問にはい、いいえで答えることで、想像した人物やキャラを当ててくれるアプリです。
「こんなの当たるはずがない!」
と思ったのですが、ある飲み会の席で、持っている人に「Ritchie Blackmore(リッチー・ブラックモア)」を当てられ、思わず買ってしまいました。(まさにクチコミ、バイラル、いや、デモンストレーションマーケティング?実演マーケティング?な感じでした)
(以下は、少しネタバレなので、これから先入観なく試したい人は読まないほうがいいかもしれません)
そしていろいろ試して、当たる場合と当たらない場合があることがわかりました。
当たったもの
- いとうあさこ
- 鈴木京香
- サザエさん
- タモリ
- 田中角栄
- 水木しげる
- 渡辺陽一
- Ronnie James Dio
- 間寛平
- マイケルJフォックス
- 湯川秀樹
- 石川遼
- クルム伊達公子
- ・・・
外れたもの
- デビッドリーロス
- 田宮二郎
- ジョーリンターナー
- ディーシュナイダー
- 篠山紀信
- ・・・
そして、外れた場合は、表示された候補から、正解があるかどうか、ない場合は何が正解なのかを入力する画面が出てきます。
どうも、過去に当てたり、外したりした結果が蓄積され、新たな名前が登録され、それにより精度が上がっていく印象です。こんなお礼メッセージ?が出ます。
つまり、このアプリを持っている人がよく思い浮かべる名前のほうが当たりやすくなっている印象です。そのせいか、ネットに関する少しマニアックなものはかなりの精度で当ててしまうようです。Wikipediaではないですが、皆で作り上げて良くしていくイメージかと思いました。
また、こちらの回答も重要で、思い浮かべた人物の特徴(髪型、家族構成、メガネの有無、体型、職業)などを知っている必要があり、その知識が間違っていると答えが導けなくなってしまいます。ちなみに、ある程度特定されてくると結構具体的な質問もしてきます。
もしかして、「よく知ってるんだけど、名前が思い出せない!」というタレント名を調べるときなどにも使えるかもしれません。