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手間・時間とお金の関係―古本の場合

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気がついたら部屋に本が溢れていました。実家に送ったり、オフィスに置いたり、友人にあげたりしましたがそれでも多すぎます。

そこで以下の選択肢を考えました。

1.ブックオフに送付する

2.Amazonマーケットプレイスで販売する

せっかくなので両方やってみました。

ブックオフのほうは、ダンボールに本を詰め、ラベルを請求して宅配便の引取りを呼ぶだけです(引取りのとき家にいる必要があります)。計算し、後日振り込まれますが、ダンボール1箱の本は数百円でした・・・

Amazonのほうは、登録画面は幾分ヤフオクと似ていますがヤフオクのように、写真を入れたり、HTMLを書いたりする自由度はありません。書籍の名前やISBNで検索し当該書籍を汚れ具合によってランキングし、コメントをつけます。価格も自分で決められます。Amazonの手数料が引かれ、そこに決められた送料が上乗せされて入金されます。

Amazonのほうは、登録1週間で3冊売れ、入金予定金額は3000円を超えました(送料込で1冊1000円程度です)。但し、売れたら宛名ラベルを印刷して、自分でひとつづつ、梱包して発送しないといけません(厚さ2cm以下の本であればコンビニからメール便で安く送れますが、厚い場合は郵便局からゆうメール(旧名称冊子小包)で送る感じです。安く送れば送るほど、自分のもらえる分が多くなる仕組みです。出品者のクオリティは、★の数で評価されます。
ただし、気をつけなければならないのは、少し前のベストセラーです。多数の人がびっくりするほど安い金額で出品していますので、自分の本が買われる可能性が低いです。つまり、ベストセラーだった本をAmazonで売るのはあまり現実的ではないということです。

やってみて思ったのは手間とお金の関係です。ダンボールでボンと送る(手間をかけない)と、ほとんどお金にはならず、1冊づつ登録して(皆が出品してる、すごく価格が下がっている本などは登録しないなど手間がかかります)、1冊づつ送ると(手間をかけると?時間をかけると?)意外とよい値段で売れます。

当たり前のことですが、手間とお金の関係ってぼんやりしてるとわからなくなることがあります。不景気なときこそ、このあたりを基本に戻って考え直したいところです。

さて、ついった(Twitter)で古本について書いたところ、某オルタナブロガーさんより、ブックオフを通じて寄付はどうなの?と提案を受けました。ブックキフというのがあるのですね!どうせ1冊10円といわれるのなら気持ちよく寄付する方法もありそうです。

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