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小学生から英語教育!

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中央教育審議会の外国語専門部会は27日、小学5年生から英語を必修化すべきだとする報告書をまとめ、小学校英語の必修化が正式決定すれば、文部科学省は2006年度中にも学習指導要領の改訂に盛り込み、2010年度にも導入される可能性がある。とのことです(読売オンラインより)

また、90%の公立の小学校ですでに英語教育を行っているとのこと。すごいですね。方向性としてはきっと正しいのだと思います。

はっきり言って、アジアのほかの国の方々は英語がかなり話せるのです・・・上海人の友人に「これだけ英語がうまいとたくさん就職先もあるよねー」というと、「上海の20代の人は皆、このくらいできるんだけど・・・」と言われてしまいました。ある記事によれば、中国では3億人が英語を学んでいるとのことです。シンガポールの人も香港の人もかなり英語ができます。

20代後半、編集から外資系ITの世界に飛び込んだ私は、非常に英語で苦労し、未だに苦労しているわけなのですが、もっと早くから英語をちゃんと学んでいればよかったなあとすごく思います。

中学・高校・大学で学んだ英語は、会話中心ではなく、教えてくださる先生も日本人で、話すというトレーニングのないまま、教員免許だけは取得してしまいました・・・

受験で暗記した英単語もまったくといっていいほどビジネスの現場には登場せず、ビジネスで使う単語は、使いながら暗記しています。たとえば、mandatoryって習っていないと思うのですが、これは必須の、やらなくてはいけない、という意味です。私のようなマーケ担当に馴染みのある単語collateralも外資系に入って初めて聞きましたが、カタログという意味です。

単語だけじゃありません。文法は受験英語でばっちりだもんねと思っていたものの、NHKの大西泰斗先生のハートで学ぶ英文法をみて、will とbe going toが違うことを知り、ショックで倒れそうになりました。

ハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話
ハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話 大西 泰斗 ポール・マクベイ

日本放送出版協会 2005-12
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小学校で教える英語が、少しでも外国人とのコミュニケーションに役立つ英語であることを願いたいです。

ただ、教える先生自体や使う教材などがどのようなものなのか、週1回だけでは、少なすぎるかな、など、いろいろ気になる点があります。

もちろん母国語は大事なので、日本語力もアップさせながらという点も忘れてはならないと思いますが。

でも、大人になってから英語を学んでも、確かに子供の頃のようには覚えられませんが、努力次第でそれなりに使えるレベルにはなります。回りにそのような人がいるので、私も引き続き英語、がんばっていきたいです。

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