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ITPro再びリニューアル

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デジタル家電の雄、ITに挑むという感じでしょうか?

今日日経BP社が開催した、マーケティング担当者向けの媒体説明会に参加してきました。

トピックのメインは2つあり、1つは、日経SYSTEMSの創刊です。

もう1つは、ITProのリニューアルです。ひどく乱暴な言い方をすると、今まで速報性のある記事では定評のあったITProに、@ITアイティメディアキーマンズネットなどのいいところを参考にしたコンテンツが追加されるイメージです。そう感じたのは私だけではなく、参加していた他社のマーケティング担当者や広報代理店の方もそのように感じたと言っていました。有識者によるブログも始まるようです(笑)。

紙媒体では読み物系、ネットではニュースという方針が、大きく変わり、時間がたっても陳腐化しないコンテンツがネット上にも多く登場しそうな雰囲気です。

そのITProを率いるのが、発行人の浅見さんです。IT業界の人にはほとんど馴染みがないお名前と思いますが、家電メーカ、組み込み業界などの方々には非常によく知られた、元日経エレクトロニクスの編集長です。日経BP社内の一番の出世頭で(一番若くして編集長になられた方のようです)、東大卒のエリートでバイリンガル。しかもオジサマキラーという噂です。大手家電メーカのトップ層とも協力なパイプがあるという噂もあります。更に編集長職を退いた後も講演のお願いが殺到しているそうです。

はっきり言って浅見さんに講演をお願いすると、企画している人は楽ができます。それだけ集客力があるからです。話もとてもうまいので、寝る人も出ません。とにかく、エレクトロニクスのすべてを知っているという感じで、本当にお詳しいです。

講演などがあると、浅見さんと名刺交換をしようと、一流大手メーカのディシジョンメーカのオジサマたちが長い列を作るのが恒例となっています。これもちょっと乱暴なたとえですが、IT業界で言えば、ITRの内山さんのようなイメージでしょうか?

これだけ支持されている方がIT業界のほうに足を踏み入れることになったという会社の決断は、どういう理由からなのでしょうか?

説明会の後の懇親会では、皆さんが浅見さんを探していました。皆さん口々にこう言っていました。

「IT業界に長くいると、たいていの編集長とは名刺交換をさせていただいているけど、浅見さんには今日初めてお会いするので、何がなんでも浅見さんと名刺交換をさせてもらわなくちゃ!」

私も会場内で浅見さんの姿を探してぐるぐる回ってしまいました。それからあまりの長蛇の列に名刺交換をあきらめて帰るマーケ担当者もいました。

今日の浅見さんの講演の中で、「メーカ」という言葉が出てきましたが、IT業界風にいうと「ベンダ」という感じですよね。

2007年中にはITProの930万PV/月を1500万PV/月にするとおっしゃっていました。

新生ITProのサイトは総合テーマ別、そして更にはフォーカステーマに分類されるわけですが、きっとERP&CRM&ITマネジメントという部分が私のビジネスにも関係してきそうですが、ERP&CRMと来たら、私なら次にはSCMとかを持ってきたくなりますが、ITマネジメントなんですねー。

どのようなすばらしいサイトになるのか、楽しみです。

#今日浅見さんと話をしたら、私のブログにはどうやら気づいていないようなので、本音ベースで書いてみました(爆)。

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