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スヌーピー展@六本木ヒルズに行ってきた

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10月12日から来年1月5日まで、六本木ヒルズで開催している「スヌーピー展 しあわせはきみをもっと知ること」に行ってきました。見どころはチャールズ・M・シュルツ美術館に所蔵する約100点の原画で、まとめて公開されるのは国内初だそうです。隠さずに言うと、僕はスヌーピーのことはそれほど知らず、ウッドストックの名前も行って初めて知った"にわか"レベルでした。が、これはですね。行ったほうがいいです。にわかのくせに、お土産の時間も含めて1時間半ほど楽しんでましたからw

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会場はシュルツ氏の人生に沿う形で時系列に進んでいきます。ピーナッツに登場するキャラクターはすべて実在のモデルがいて、特に「赤毛の女の子」は実際にシュルツ氏が片思いをしていたドナという女性がモデル。ドナさんの写真もありましたが、特徴をとらえていてそっくりです。近くではチャーリーブラウンが、「雪道を一緒に歩いて肩に手を回して......No way!(あるわけない)」と独り言をする原画があったりと、シュルツ氏の片思いが、ずーんと伝わってきます。ちなみに原画は英語ですが、訳も見られるので英語が分からなくても大丈夫です。

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もう一つ青年時代で印象的だったのは、第二次世界大戦のときのエピソード。戦地からのイラストに「クリスマスまでには帰れるといいな」と書いた手紙を送るのですが、そのセリフを言っているのは、なんとヘルメットをかぶったスヌーピーなのです。お母さんとのエピソードも含めて、ここは見逃せないところでした。もう一つちなみにで、入口で音声ガイドを配っていますが、それほど展示と連動していないし勝手にクイズとか始めるので(w)借りなくてもいいかもです。

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後半は皆さんお待ちかねのめくるめくスヌーピータイム。スヌーピーのモデルになった実際の犬も必見ですが、最初はしゃべらないただの犬だったのに、だんだんと二足歩行を始めて、考え事を始めて、飛行機乗りから宇宙飛行士へと変遷していく過程がよく分かります。チャーリーブラウンやライナスなどの人間視点だけではなくて、犬視点を作品に盛り込むことができたからこそピーナッツは全世界に普遍的な魅力を届けることができたんだろうなあと気付きます。投影されている映像では、シュルツ氏自身が、スヌーピーが飛行機乗りになるきっかけになったエピソードを語っています。

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そして、ウッドストックの変遷もみどころです。名前がないまま登場し、音楽フェスのウッドストックから名前が付けられ、スヌーピーの友達としてさまざまな場面で登場するようになります。最後は初めて、最初で最後となる言葉を発するのですが、それは見てのお楽しみということで。

シュルツ氏の書き方そのものにも時代の流れが見て取れて、興味深いものがあります。晩年は4コマだけでなく1コマだけになったりもするのですが、その1コマだけでものすごいメッセージが伝わってきます。時系列で見てきたからこそ、この1コマの深みはシュルツ氏の集大成としてあるのだなと理解できます。

また、手が震えて真っ直ぐな線が書けなくなったそうですが、その震えから生み出された線すらも味があって、晩年こそ全盛期だったのではと思えてきます。そんなことを考えていると、引退宣言は涙無しには見られません。

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お土産にピーナッツバターと初期のスヌーピーが描かれたグラスを買いました。リズモがクンカクンカしていますが、ピーナッツバターはピーナッツの形が残ってて美味しかったです。

スヌーピー好きもそうでない方も、きっと行って良かったと思える発見がいっぱいあると思います。まだまだ先までやってますので、お時間あるときにぜひ。


   

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