モバイルOSシェア考察(2011.1.6)
Google Analyticsではユーザ->モバイル->携帯電話の項目があります。最近Androidのアクセスが多くなってきたと思ったのですが、いつぐらいから増えてきているのか気になりました。そこでNetApplicationはOSシェアも出しているため、モバイルOSだけ抽出してシェアのグラフ化してみました。
ここでモバイルOSと考えたのは以下のOSです。
・iOS
・Windows Mobile
・Symbian
・Java ME
・Android
・Palm
・BlackBerry
・BREW
Nintendo DSもカテゴリ内に入れるべきかも知れませんが、残念ながら0.01%もないためカウントしていません。
上記のOSの合計して、それぞれの項目ごとにシェアを割り出しました。この中で主要なOSのみグラフ化してみました。
振れ幅が大きいのは、モバイルOSのシェアが多くないためでしょう。2009年からにしていますが、2010年から傾向を見たほうが良いかも知れません。
モバイルOSとそれ以外のOSのシェアは以下になっています。
Dec'10の時点ではたった3.45%です。小さいですが、Dec'09が1.44%であったことを考えると伸び率はばかにできません。この数字はOpera+Opera mini(3.21%)の数字よりも上ですし、Safari 5.0(3.24%)よりも上の数字です(SafariはMacのみでWindows版をあわせるとちょっと上をいく)。
2010年で2%以上シェアを伸ばしたブラウザはChromeだけのため、モバイルOSの伸びは顕著です。2011年のスマートフォン出荷台数は、2010年の2.69億台(まだ予測)の50%増の4.13億台の予測がGartnerから出ています。
スマートフォンがインターネットにアクセスするのは、ブラウザのみでアクセスするわけではないため、出荷台数の伸び=NetApplicationのモバイルOSの伸びではないでしょう。それでもモバイルOSのアクセスが増加することだけ予想できます。私は、モバイルOSシェアが2011年で6%台、2012年に10%台に到達すれば良いほうではないかと予想しています。iOS及びAndroidの増加見ていると、この予想はかなり甘いかも知れません。
スマートフォン
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