お父さんの力で「子どもをネットから守り、ネットで育てる」ことは、できるのか?
私の、この1年半のブロガーとしてのメインテーマは、
「お父さんの力」で
「子どもをネットから守る」ことができるか?
「お父さんの力」を「ネットで」活かして
「子どもを育てる」ことに使うことはできないのか?
であった。
強い信念からこのテーマを決めたわけではなく、流されるがままに、このテーマを追求してきた。
そして、「ブログや日本の論点を見ていない、多くのお父さんにこそ伝えるべき」との、意見もあり、本を執筆することにした
そして、1年4ヶ月もかけて、執筆と編集を繰り返し、12月9日に書店に並ぶことになった。本のタイトルは、
「子どもをネットから守り、ネットで育てる」
~頼れるお父さんになるための実践アドバイス
だ。
本当は、今年の年始あたりに出す予定だったが、私の仕事が忙しく、執筆時間が週末の家族サービスのすき間時間しかとれなかったことと、
いろいろなお父さんへのインタビューに以外に時間を要したことから、本としては異例の1年4ヶ月となったわけだ。
<本を執筆することにした素直な理由>
正直、たかだか数十万円の印税をもらうために、「偽善の金儲け」のために本を書いたように見られるとカッコ悪いと思っている。
私としては、
「自分の存在が“本”という形で、この世に残る」
ことの意義は大きいと感じた。
また、セミナーやブロガーのプロフィールを見て、執筆した本が掲載されていると、
「この人って本を出してるんだ。すごい人なんだな」
と、自分とは違う世界の人で、とてもカッコいいと思ったことが何度もあり、その人たちの仲間入りが出来ることも、うれしく思った。
お金欲しいくないわけではない。本がたくさん売れて、
自宅で飲む、6本で648円の第三のビール350mlがスーパードライ500mlになり、
私服がユニクロ、サンキ、シマムラの黄金トリオでだけでなく時々アウトレットものが買え、
携帯電話をiPhoneにしてくれとは言わないが、iPod Shuffleがtouchになり、
自宅のWindows2000パソコンがMacになる、
といいと思うのだが、、、、そこまでは難しいだろう。
出版業界は不況の真っ只中で、今は1万部でも売れれば御の字だそうだ。 1万部売れて100万円程度になっても、次女の大学入試と入学金で消えるだろう。
<皆様へのお願い>
というわけで、皆さんにお願いしたいのは、
「図書館でも、立ち読みでも、誰かから借りてでも良いから、ぜひ読んで、意見が欲しい」
のである。 皆さんの意見が、
「老後は本を執筆して生活したい」
という私の夢の実現のための、重要な肥やしになるからだ。
そして、もう一つ。
ネット問題で悩んでいるお父さんがいたら、この本を紹介して欲しい。そして、本当に役立ったかどうかを教えて欲しいのだ。
「お父さんがネットを利用して、子どもを助け、育てられるか」
が私の1年半のテーマであり、その集大成がこの本だ。
この本で、「いじめられて自分の命を絶つ子ども」が一人でも減れば、
本来、自分の家族のために使うべき多くの時間を、この本の執筆に費やした意味が出てくるのだ。
ブログなどに意見を書いたら、このブログでコメントいただけるか、トラックバックを送っていただければ幸いだ。
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○この本の内容紹介と目次 (18日8時30分公開予定)
http://blogs.itmedia.co.jp/kenjiro/
○アマゾンでの本の紹介ページ
~頼られるお父さんになるための実践アドバイス 」
○「子育てと青少年のネット問題」に関する過去の記事
http://blogs.itmedia.co.jp/kenjiro/cat3829472/index.html
○「書評」に関する過去の記事