Lotus最新情報 ~Lotusphere 2008 Orlandoより~
フロリダのOrlandoで本日「Lotusphere 2008」が始まる。LotusphereはLotus(NotesやWeb2.0関連、コラボレーション関連製品)に興味のある技術者やIT系の記者が7、8千人参加するLotus最大のイベントであり、様々な新製品や新戦略も発表される。
ディズニーワールド内のスワン、ドルフィンなどのホテルを貸しきって様々なセッションが行われ、実際に開発している技術者などとの活発な意見交換の場もセットされている。
日本からもITMedia浅井さんなどが参加しており、一昨年は私が記者団にアテンドして、ジェネラルセッションやLotusのエグゼクティブとのMeetingに参加いただいた。今回も浅井さんが来ている。 本日の夜か明日にでも最新情報が、このITmediaから発信されるだろう。
いくつかのUSの関連記事やブログを見てみると以下の内容が期待されている。
①SaaSビジネスの方向性(特にパートナーに対する)
②中堅中小企業向け戦略
③Web2.0関連製品と現行製品のWeb2.0化・オープン化
④モバイルフォンなど適応デバイス、PCの拡張
⑤ライトなコラボレーション環境の提供
⑥リアルタイムコミュニケーション環境のユニファイド化
⑦コラボレイティブなソフトウエア開発環境
⑧マッシュアップ&コンポジットアプリケーション環境
⑨オフィス製品に関する新戦略
今後発表などがあり次第、順次ご紹介する。
ちなみに、②、⑦に関連すると思われるもので、Lotusphere直前に以下が各メディアの記事になっている。
○Net Integration Technologies買収
・Linuxをベースとした中小企業向けの安定したサーバOS「Nitix」を提供。
・「Nitix」には、簡易なWebメール、ファイル&プリントサービス セキュリティ、
バックアップやオートノミック機能が含まれ、導入して直ぐに利用可能
・「Nitixblue」はNitixの上位パッケージであり、Nitixに追加して
すぐに使えるWebベースの業務アプリケーション、VPNファイアウォール、
Dominoサーバー(Notes,Webメール、Outlookから利用可能)、Dominoのコラボレーション機能、
MySQL(RDB)サーバ、ネットワークサービス(DNS, DHCP, LDAPなど)、
など、中堅中小企業が必ず必要とするサービスが追加された低価格、低TCO商品
○地理的に分散しているチーム向けソフトウエア開発環境「Rational Team Concert Express」の提供を発表
・特長は点在するソフトウエア開発技術者をリアルタイムに支援
・プロジェクトや各作業項目の進捗状況などを表示するダッシュボード
・オープンなコミュニティによるコラボレーティブなソフトウエア開発の新しい方法
を提案する「Jazz.net」のテクノロジーをベースに開発された最初の製品