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過去には「綱引マガジン」も出してたベースボールマガジン社の純利益1.3億円など:1分から読める注目の非上場企業の決算情報

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ベースボールマガジン社.png過去には「綱引マガジン」も出してたベースボールマガジン社の純利益1.3億円など、2015年12月3日の1分から読める注目の非上場企業の決算情報です。

第65期決算公告 11月30日官報91頁より

 当期純利益

  1億3560万円

 利益剰余金

  3億4070万円

企業情報

 企業概要

創業者は野球殿堂入り

ベースボール・マガジン社は1946年に、月刊野球専門雑誌「野球界」(1908年創刊!ちなみにプロ野球誕生は1934年、早慶戦開始が1903年です)の編集長を務めていた池田恒雄氏(雑誌記者出身として初めて野球殿堂入り)月刊野球専門誌「ベースボール・マガジン」(創刊号の表紙は青バットの大下弘ですね)を創刊、設立しています。

野球以外にも●●●マガジン多数

その後も、1958年に現在でもおなじみの「週刊ベースボール」(こちらの創刊号の表紙は長嶋さんです)を創刊するなど、昭和20年代から相撲、陸上、プロレス、ボクシングなどの競技専門誌を次々と創刊、以後も競技誌のジャンルは拡大し、現在は「週刊プロレス」「サッカークリニック」「スイミング・マガジン」「ボウリング・マガジン」「陸上競技マガジン」「ボクシング・マガジン」「テニスマガジン」「近代柔道」「バドミントン・マガジン」「ソフトボール・マガジン」「ラグビーマガジン」「ソフトテニス・マガジン」「相撲」といった20誌以上の定期刊行物を発行しています。また、書籍部門でもスポーツ技術書、歴史書、伝記、図解、記録集などを数多く出版し、トレーディング・カードの制作・販売をはじめ、メモラビリア事業も展開しています。

運動会前には読んでおきたい?綱引マガジン

また、上記のような競技専門誌は各競技を部活等でわりと本気でやっていると必ず一度は目を通したことがあるくらい、浸透しているイメージがありますが(自分も野球をやっていた頃は「週べ」の『連続写真に見るプロのテクニック』をよく見てました、ちなみに今の解説者は藪、大島、柴原です)時々かなりマニアックな競技専門誌も発刊していたりして、1990年から2007年まで17年も出してた綱引の専門誌「綱引マガジン」なんかは相当エッジが効いてますよね、予断ですが「オリンピックは参加することに意義がある」は綱引き発祥だったってご存知でしたか?

出版業を取り巻く環境は厳しいけど

そんな日本のスポーツ界を紙から支えてきたベースボールマガジン社ですが、実は1967年に兄弟会社の恒文社が総合雑誌に進出して失敗、10億円とも言われる負債を抱えて倒産しています。今回の決算公告では純利益1億円以上出していますし、利益剰余金も3億円以上あるのでまずまず順調そうではあります。

しかし、言わずもがな出版業を取り巻く環境は今後も更に厳しくなると思いますし、あれほどの定期刊行物を発行して、従業員を200名以上抱えていることも考えると、今後も楽観視できるような状況でもないと思います。とはいえ、「週刊ベースボール」がこれまで積み上げてきた歴史も素晴らしいと思いますし、一方で必ずしもメジャーではないスポーツにも光をあててきた意義というのは、日本のスポーツ界の底上げという意味では非常に大きいと思いますので、今後も是非頑張っていって頂きたい企業ですね。

 その他企業情報

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決算数字の留意事項

基本的に、当期純利益はその期の最終的な損益を、利益剰余金はその期までの累積黒字額or赤字額を示しています。ただし、当期純利益だけでは広告や設備等への投資状況や突発的な損益発生等の個別状況までは把握できないことがあります。また、利益剰余金に関しても、資本金に組み入れることも可能なので、それが少ないorマイナス=良くない状況、とはならないケースもありますので、企業の経営状況の判断基準の一つとしてご利用下さい。

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