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NTTdocomo 2011夏モデル新商品・新サービス発表会に行ってきました(後編・1)

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昨日に開催された『NTTドコモ 2011夏モデル新商品・新サービス発表会』訪問に関する後編です。

発表会をピックアップした前編は『NTTdocomo 2011夏モデル新商品・サービス発表会に行ってきました(前編)』にて。

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Docomo_newmodel07

展示会場の中央には夏モデルの新商品が全24機種、パネルにならんでいました。

この裏では、夏モデルをもったコンパニオンのお姉さんが、多くのカメラマンからのポージングに応えての撮影をしていたので、便乗して、

Docomo_newmodel08

通常はあまり気にしてみていなかったのですが、女性の手にフィットする端末ってどれだろう?という視点で見てみると、

Docomo_newmodel09

GalaxyS IIとXperia acroはやや大きく感じられますね。

一方で右サイドの薄いMEDIAS WPと小ぶりなOptimus bright(高さ122mm)は、4インチ液晶サイズながら、持ちやすそうな印象がありました。(真ん中・左の黒いF-12C高さ119mm・幅60mmとかんりの小ぶりですが、3.7インチ液晶ということで。)

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という全体像を掌握しつつ各機種を確認していきました。

◆Optimus bright L-07C(LG)
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/smart_phone/l07c/
http://www.lg.com/jp/mobile-phones/index.jsp

Optimusbright_l07_01

いつも、やや地味なイメージもあり、今回もイメージ先行の他機種とは戦略が異なるのかと思いますが、私的には、イチオシな端末です。

その最大の特徴はハメコミの写真じゃないか?と思わせるようなIPS液晶画面にあります。

700cd/平米という最も明るいディスプレイを搭載することで、屋外での利用にも見やすいのは当然として、写真や動画の再生がとても美しい。

また、ホワイト・ブラックの2モデルですが、交換可能なバックパネルとして、ホワイトにはライトブルーとライトピンク、ブラックにはブルーとマゼンダ(濃いピンク)が同梱されるので、傷がきになる人も、カバーを付けることなく気軽に軽くて握りやすいボディを好みの色で着せ替えして楽しめるというモデルということで、ドコモ端末としては珍しいアプローチではないかと思います。

また、画面操作も思いのほか軽快で、説明頂いた担当者も、かなり自信をもって軽快さに力をいれたことを伝えて頂きました。

おサイフ、ワンセグ、赤外線、防水の何れも無いシンプル機種ですが、その分、価格も押さえられているのではないかと、Androidデビュー端末としては、かなりの優れものと思われますし、Android2.3にバージョンアップされなさそうな方の2台目Androidや、iPhoneとの2台持ちを検討している人にも、テザリングも対応しているので良さそうです。

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◆MEDIAS WP N-06C(NECカシオモバイルコミュニケーションズ)
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/smart_phone/n06c/
http://www.n-keitai.com/n-06c/

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展示スペースで、水を流す演出は、多くの報道カメラが撮影に来る魅せ方だったこのMEDIAS WP。ウォータープルーフ=防水=WP端末ですが、水に含まれる静電気で勝手に画面が動いたりもしていたものの、濡れても操作できる感覚は、やはり新鮮ですね。

従来機種のMEDIAS N-04Cとは異なるボタン回りの操作性はかなり向上しており、事前に見ていたリーク情報のカタログよりも、触って使いやすさを感じることができる端末かと思いますし、防水機能がついても、薄さの感覚が大きく変わらないところも、NECらしさかと感じました。

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左が夏モデルのN-06C、右が現行機種のN-04Cです。

液晶周辺の黒枠が無くなったことで、デザイン性も向上していると思いますが、

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amadanaモデルのブラウンは、大人Andridに仕上がった1台だと感じました。
(液晶周辺がブラウンなので、締まった良い感じがします。)

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◆P-07C(パナソニック モバイルコミュニケーションズ)
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/smart_phone/p07c/
http://panasonic.jp/mobile/smartphone/p07c/

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やっとリリースされたP(パナソニック)のAndroidですが、Vieraなどの冠は付することなく、シンプルに女性向きのコンセプトを全面に出した端末で、発表会での紹介動画でも、女性が登場する映像でした。

ホワイトとブラックの2機種ですが、周囲にピンクのラインが挟まっているグラデーションで、アクセントになっているように感じられましたし、グルグル回るホーム画面のメニューインターフェイス『タッチスピードセレクター』とサイズ変更可能なソフトキーの『フィットキー』など、女性による4.3インチ大画面端末の操作性を高める工夫がされています。

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◆F-12C(富士通東芝モバイルコミュニケーションズ)
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/smart_phone/f12c/
http://www.fmworld.net/product/phone/f-12c/

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製品コンセプトが「100年ケータイ」というGLOBE-TROTTER(グローブ・トロッター)のトラベルケースのように、普遍的で愛されるモノづくりを目指した端末ということで、派手さはないものの、F(富士通)のAndroid1号機らしい仕上がりとなっているように感じられました。

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トラベルケースの上にポンと置かれたディスプレイ方法も、色と雰囲気がうまくマッチしているという印象で、実際には、50代-60代だとしっくりくるかもしれないと感じるぐらい、落ち着いた端末という印象です。(らくらくホン手前世代)

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以上、4機種にて、画像が多くなったので、後編を分割したいと思います。

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◆NTTドコモ2011夏モデル特集

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