No.24 ビッグデータ時代の“Do More with Your Data”
皆さま、こんにちは。
久し振りのブログです。No.23でビッグデータのことを“ひとつの話題”として書いたのですが、それが最近のIT業界の最もホットなキーワードになってしまいました。
かくいう私も、振り返って見れば、昨年の11月からビッグデータ絡みの講演依頼が突然多数舞い込み、びっくりしています。
Teradataがビッグデータの話題を出したのは一昨年でした。日本で様々な企業がビッグデータを言い始めたのは昨年中頃からでしょうか。あるユーザー企業のCIOの方に、最近ビッグデータ、ビッグデータと辟易していると言われました。確かにバズワードっぽいですね。
しかし、私は“ビッグデータ”はもはやバズワードではないと感じています。米国ではTeradataのユーザーであるeBay様を始め、既にかなりビッグデータ分析がされていますし、日本でも引き合いが非常に多く、一部の先進企業ではTeradataやHadoopを使って実業務に生かしています。こんなに早くバズワードから“本物の”IT技術になったものは他には無いのではないでしょうか。多分、皆さんも同じ感想をお持ちだと思います。
実は、本日2/28(火)、日経BP主催の“ビッグデータEXPO春”で講演して来ました。立ち見も出て、200名を越える方々が参加されたとお聞きしました。びっくり!申込みも早々と満席になっていて、皆さんの関心の高さが窺えます。
講演のテーマは「Do More with Your Data ~ビッグデータがもたらす情報活用の高度化」で、ポイントは次です。
・今までの情報活用は、ビジネスの結果生まれる数値を中心とした構造化データが対象だった
・最近、Webログやソーシャル、センサー等の非構造化データが現れた
・「大量の構造化データ+非構造化データ」であるビッグデータの活用で新しい知見が生まれ、ビジネスに大きく貢献し始めた
また、来る3/9(金)に水天宮前のロイヤルパークホテルで、国内最大級のデータウェアハウス・コンファレンスである“Teradata Universe Tokyo 2012”が開催され、私も講演します。
コンファレンスのテーマは、「ビッグデータ時代のデータ活用戦略を考える」で、私の講演は「ビッグデータ時代の情報活用とは?~益々増すデータ統合の重要性」です。
Teradataは一貫して、「経営に情報をいかに活用するか」をテーマにビジネスして来ました。ビッグデータ時代においても同じですが、益々情報活用の重要性が問われてきていると考えています。
私の講演は、ビッグデータEXPO春の講演と全面的ではないですが、異なる内容です。聞き逃した方、またお聞きになりたい方、お待ちしております!
当ブログでは、今後ビッグデータについてはもとより、「言うは易し行うは難し」の経営や業務に活かす情報活用について、また情報活用で最も大事なことは何かなど、様々な話題を取り上げたいと思います。