プレゼン用の文書の書き方がいつも役に立つわけではない
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こんにちは。文書作成能力向上研修を手がける開米です。今日は珍しく本業の話でも書きましょう。
(珍しく、でいいのか?>自分(^^ゞ)
先日、ある会社に勤める古い知人から相談を受けました。
はい、そこを自覚せずにうまく行かずに悩んでしまっているケースはかなり多いですね。
大まかな流れは下記のように「状況把握」→「方針立案」→「行動提案」の3段階で考えることができます。
↓
「何が起きているのか、何が問題かを理解する」のが状況把握、
「どうしたらよいかを考える」のが方針立案、
「考えたことを提案して他人を巻き込む」のが行動提案、です。
そしてこの「状況把握」「方針立案」「行動提案」のそれぞれで、必要な文書の特徴が違います。
ここ10~20年ぐらいでしょうか、習得すべきビジネススキルとしてプレゼンテーション能力の人気が高まっていますが、プレゼンテーションというのは「行動提案」の段階です。プレゼンテーションの研修などに行くと必ず言われるのが、
ということ。これはこれで正しいのですが、ただしこの3行はあくまでも「行動提案」の段階だから成り立つガイドラインであって、「状況把握」の段階で同じ事をやっても的外れです。
そして、「状況把握」段階がうまく行っていないのに、それ以後の「方針立案」や「行動提案」がうまく行くはずがありません。
そこで、「状況把握」「方針立案」「行動提案」のどこでしくじっているのかを見極めて適切な手を打たないと、最後の「成果」はなかなか出てこないのです。
したがって、「文書作成」と言っても、特に「状況把握」と「行動提案」のどちらに使うものかに応じて、違う配慮が必要になります。
・・・・(続く)
(珍しく、でいいのか?>自分(^^ゞ)
先日、ある会社に勤める古い知人から相談を受けました。
実はこのところ部下の多くから「資料づくりが苦手」という声を聞くようになりました。
「資料にすべきコンテンツの整理ができていない」のと「コンテンツを伝わりやすい形に表す」のと、ひとによって苦手分野は違うようなのですが・・・
はい、そこを自覚せずにうまく行かずに悩んでしまっているケースはかなり多いですね。
大まかな流れは下記のように「状況把握」→「方針立案」→「行動提案」の3段階で考えることができます。
↓
「何が起きているのか、何が問題かを理解する」のが状況把握、
「どうしたらよいかを考える」のが方針立案、
「考えたことを提案して他人を巻き込む」のが行動提案、です。
そしてこの「状況把握」「方針立案」「行動提案」のそれぞれで、必要な文書の特徴が違います。
ここ10~20年ぐらいでしょうか、習得すべきビジネススキルとしてプレゼンテーション能力の人気が高まっていますが、プレゼンテーションというのは「行動提案」の段階です。プレゼンテーションの研修などに行くと必ず言われるのが、
誰に何を言いたいのかを明確にして
情報量を減らし
とにかくシンプルなメッセージで訴えろ
ということ。これはこれで正しいのですが、ただしこの3行はあくまでも「行動提案」の段階だから成り立つガイドラインであって、「状況把握」の段階で同じ事をやっても的外れです。
そして、「状況把握」段階がうまく行っていないのに、それ以後の「方針立案」や「行動提案」がうまく行くはずがありません。
そこで、「状況把握」「方針立案」「行動提案」のどこでしくじっているのかを見極めて適切な手を打たないと、最後の「成果」はなかなか出てこないのです。
したがって、「文書作成」と言っても、特に「状況把握」と「行動提案」のどちらに使うものかに応じて、違う配慮が必要になります。
・・・・(続く)
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