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「誰かが教えてくれることを信じるのではなく、自分で考えて行動する」ためには、矛盾だらけの「現実」をありのままに把握することから始めるリアリスト思考が欠かせません。「考える・書く力」の研修を手がける開米瑞浩が、現実の社会問題を相手にリアリスト思考を実践してゆくブログです。

「書く」工夫で思考力が上がる ~ 指示待ち族に悩まされる上司のためのヒント

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みなさま明けましておめでとうございます。アイデアクラフト 開米瑞浩です。
いやはやすっかり時機を失した感がありますが、これが開米の2012年最初の誠ブログエントリです。

昨年は年末も押し詰まった24日に気がついた「掛け算順序問題」に危機感を覚えて思わず連投しまくってしまいましたが、今年最初のご挨拶は2週間ぶりの連載新着から。

「書く」工夫で思考力が上がる ~ 指示待ち族に悩まされる上司のためのヒント

部下を持つ上司に、人材育成の悩みについてアンケートをとればきっとトップ3に入ってくる「指示待ち族」の悩み。
実は、「わかりやすい説明書を書く」ための工夫の1つがその「指示待ち族」体質からの脱出のヒントを与えてくれます。

そもそも指示待ち族になってしまう原因はいくつか考えられますが、そのうちのひとつに

  何が足りないかに気がついていないから

ということがあります。

たとえばカレーライスを作る時に、カレールーがなかったらさすがに気がついて買いに行きますよね。
でも、もし気がつかなかったら 「ほら、ルーがないでしょ。買ってきてちょうだい」 と指示されない限りその「買いに行く」行動を取れません。

実はこの「足りないものに気がつく」ためのごく単純なテクニックがあります。
いやもうテクニックというのも気が引けるほどの超~単純なものなのですが、単純なだけに今すぐにでも始めさせられる、そんな手法です。

もちろん、「指示待ち族」になってしまうのにはたとえば「当事者意識がない」「他人事だと思っている」といったメンタル面の理由もありうるので、これだけですべてが解決できるわけではありませんが、ひとつのヒントとして読んでください。

では、今年も誠ブログでもよろしくお願いいたします。


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